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Hitachi
  • 品質保証
  • 2014年入社
    品質統括本部
  • 知能システム工学専攻
  • Y.S

私が、つなぐ未来。

高品質な製品を
お客さまにお届けする
「最後の砦」を務める。

EPISODE.01

「ラストマン」として
当社全製品の
品質を保証する

当社は非常に幅広い分野で事業を行っています。私は就職活動時にSE職をめざしていましたが、具体的に従事したい分野を絞り込むことができずにいたので、この幅の広さは大きな魅力でした。入社してから自分に合う分野が見つけやすいと思ったからです。
入社後は一貫して品質保証部門で業務に就いています。配属当初は実際にシステム開発を担う部署でないことから戸惑いもありましたが、先輩について経験を積むにつれて、この仕事ならではのおもしろさを感じるようになりました。品質保証部門は、お客さまに納品するハードウェアとソフトウェアから構成される制御システムなどを検査し、お客さまの要求を満たしていることを確認して最終のGoサインを出し納品することが仕事です。見逃しは許されません。会社にとっての「ラストマン」であり、「最後の砦」なのだということを厳しく教わりました。

EPISODE.02

結果のチェックではなく
より良いものを
一緒につくりだす仕事

品質保証の仕事は、単に製品の外観をチェックするだけではありません。開発のスタート時点から、どの段階でどんなテストが必要かの検討を進め、各フェーズでレビューやテストを実施します。テスト仕様書も精査し、顧客要求仕様が確認できるのかをチェックします。いよいよシステムが完成すると、自社工場内にシミュレーション環境を構築して試験、最後はお客さまが来場して立会試験を受けて、製品が満足のいくものかどうかをご確認いただきます。その後、製品を納品してお客さま先で試運転を行います。シミュレーション環境では問題なく動作しても、実際に設備や他社システムと組み合わせると想定通りに動作しない場合もあります。お客さまや当社の設計者と一緒に原因を探り調整を重ね、その結果無事稼働し、製品をお客さまに引き渡すことができたときには大きな喜びを感じます。

EPISODE.03

品質保証の仕事で
大事なのは
人と人との信頼関係

品質保証の仕事を担う以上、幅広い分野について設計者やお客さまと対等なレベルで会話できる知識を持たなければなりません。毎日が勉強です。しかしそれ以上に大事だと考えるのは作業に関わる人たちとの信頼関係を築くことです。技術は学べても信頼関係は簡単には築くことができません。ジャッジはクールに、しかし人と人とは厚い信頼関係で結ばれていなければならないと思います。設計者の意図や目的を共有し、プロとしての取り組みをリスペクトしながら、自分も品質保証のプロとして、設計者に負けない知識を持って堂々と議論し、お客さまが満足する製品を会社として納品していかなければなりません。これからは自ら責任を持って最後の判断をくだす場面も増えていきます。さらに知識を深め、「品質保証部門の篠塚がOKを出しているから安心だ」と社内からもお客さまからも言っていただけるような存在になりたいと思います。