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Hitachi
  • 社会・公共ソリューション
  • 2012年入社
    社会・公共ソリューション事業部
  • 情報工学専攻
  • S.I

私が、つなぐ未来。

画像処理技術が持つ
可能性を開き
社会に新たな価値を届ける。

EPISODE.01

社会の役に立てる
インフラ関連業務を求め
日立を志望

大学では情報工学を学びました。SNS(Social Networking Service)の研究を進めたり自分で構築したりしていましたが、就職活動時はインフラ関係で社会の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。当社はインフラに関わるプロジェクトを幅広く行っています。それが志望の動機でした。
入社後は一貫して画像処理の分野で業務に就いています。入社後4年間は自動車のナンバープレートの認識技術を利用した入退場履歴の管理を行うシステムの開発・改善を担いました。3年目には、自ら設計書を書き、プログラミング、テスト、修正、製品化という一連のプロジェクトの流れ全体を見ることができたので、自分のキャリアアップにとって非常に有意義だったと感じています。

EPISODE.02

画像ソリューションが
工場の生産性を
大きく向上させていく

5年目以降は、産業系の監視システムの開発に従事しています。工場では正しい作業手順で業務が進められているか、所定の順路で人が移動しているか、危険区域への立ち入りはないか、といったことを常に管理・監視する必要があります。従来は、手順書を示し、その後は作業者のスキルに任せたり、指導員が時々見回ったりしていました。危険区域については、センサーを付けたり、人が監視に立ったり、カメラの映像を人が確認しています。しかし、これらに費やす労力は大きく、現場の負担になっています。工場内を撮影し、映像の解析によってイレギュラーな動きを自動的に監視できるようになれば1台のカメラで多くの管理・監視業務が可能になります。そこで私たちは、お客さまが映像を通して何を見たいのかニーズを確認してプロトタイプを作成、意見交換を通してブラッシュアップし、製品化するという業務を進めています。

EPISODE.03

映像による新しい価値を
お客さまと共に
つくりあげていく

「映像で何ができるか」ということについて、現在、明確な答えを語れる人はいません。それほど現在進行形の大きな可能性を持った技術です。AIの導入が進めば、さらにいろいろなサービスが誕生していくことでしょう。お客さまに対しても「映像で何をしたいですか」と問いかけるのではなく、私たちが先進的な取り組みを続け、実績を積み上げながら「それができるなら、こういうことをしたい」という声を引き出していくことが重要だと考えています。お客さまの意見を取り入れながら、今までにない新しいものをつくり、社会をもっと安全に便利にしていく――それが私の仕事です。入社当初は画像処理のことをまったく知らず、先輩や上司にいろいろ教えていただきながら歩みました。今後も自分がつくりあげたものが未来につながるという実感をバネに、さらにチャレンジを続けたいと思っています。