缶ライン向け 画像検査機DPPシリーズ

• 据付調整時の限度不良サンプルを検査機本体に記憶し、 いつでも再実行確認が行えるため据付当時の検査精度維持することができます。 また、不良サンプル缶を保有する必要がなくサンプル劣化・流出の心配もありません。
• オンライン検査中も、ムダバネ発生時の判定値確認やパラメータの調整が可能です。
• 生産中に検出したレアな不良画像を追加保存することができ、検査精度を常に向上させます。
• 現状の撮像画像とマスター画像を比較することで、対象品の状態変化を把握できる。

マスタ画像検証例

(1) 不良要因カウンタ

• 不良要因毎のカウンタを準備しており、データをタッチパネルに一覧表示することで、 どの不良要因による検出が多いかを把握することができ、製品管理へのフィードバックや無駄バネ発生時の原因特定に寄与します。

(2) 統計データ処理

• 運転中に下記統計用データを集計しグラフ表示することで、計測データのばらつき量を把握したり、
  判定レベルの妥当性を検証／較正することができます。
• データはグラフ表示し、判定値設定とあわせて検査中に確認することができます｡
  ① データ収集タイミング→自動検査全数 (最大約21億データをヒストグラム累積可能)
  ② ヒストグラム内容：各検査用計測データ、撮像位置ずれ量、画像輝度など

(1) 計測ツール

• 計測モードで、検査対象を10回通過させることで、各センサ間の通過時間(パルス数)を計測することができます。(Min、Max、Ave)

(2) タイミング演算

• 組込みPCの演算テンプレートで、各センサ間の距離、排出機の距離を設定することで、最適な排出タイミングを自動演算できます。

(3) 波形モニタ

• 波形モニタ対応用にキーエンス小型PLCを標準実装し、組込みPCからリアルタイムチャートモニタを使用できます。(ロジアナ代用)

波形モニタ機能