2012年1月13日
株式会社日立情報制御ソリューションズ(取締役社長:茅根 修、東京本社:東京都台東区秋葉原6番1号/以下、日立情報制御)は、 このたび大規模映像配信サーバ「StreamGear(ストリームギア)」に、アクトビラ対応(*1)のネットTV(*2)に直接映像配信ができる機能を追加し、1月13日から販売を開始します。
「StreamGear」による映像配信
「StreamGear」はMPEG2(*3)、H.264(*4)、WMV(*5)などのデータ形式の映像コンテンツを同時に録画、配信できる映像配信サーバシステムです。
これまで「StreamGear」は道路、ダム・河川、海岸・港湾などより得られる防犯・防災情報の配信、会議や講演会のライブ映像の配信、映像ライブラリ化(蓄積・配信)、VOD(ビデオオンデマンド)放送など、
大量のデータを扱うさまざまな場面で利用されてきました。
一方、アクトビラ対応のネットTVへの映像配信に当たっては、MPEG2、H.264などのデータ形式をPCやデコーダ(*6)等の専用装置を用いてアクトビラ対応ネットTVの受信可能データ形式(デジタルテレビ研究会仕様)に変換する必要がありました。
このたび、日立情報制御は映像配信システム「StreamGear」に、アクトビラ対応のネットTVへ直接映像配信ができる機能を追加しました。映像配信に従来必要であった機器が不要となり、パーソナル向けから大規模商用向けまで幅広く映像配信できるようになりました。
今回の機能追加により、アクトビラ対応のネットTV毎に必要であったデータ変換用デコーダなどの映像配信機器が不要となることから、
システム価格を大幅に低減できることが可能で、「StreamGear」1台とアクトビラ対応のネットTV 30台の基本システムで、システム価格を従来比2/3に抑えることができます。
今後も「StreamGear」を用いた映像配信システム開発の経験により得られたノウハウをもとに、お客様ニーズの再確認や課題の解決に努め、映像配信サーバの開発にとどまらず、
大型表示装置やKIOSK端末など電子看板による映像広告システムの製品提供を積極的に進めていきます。
名称 | 概要 | 価格(税込)(*) | 出荷時期 |
---|---|---|---|
StreamGear | 映像配信システム | 個別見積 | 2012年1月13日 |
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