2012年8月23日
パソコンから端末内データにアクセスする機能を追加
株式会社日立情報制御ソリューションズ(取締役社長:茅根 修、東京本社:東京都台東区秋葉原6番1号/以下、日立情報制御)は、AFV-700シリーズ「指静脈入退管理システム」(*1)のスタンドアロンタイプにユーザー情報を簡単に登録できる機能を追加し、8月23日から販売を開始します。
日立情報制御は従来より、複数ドアのユーザー情報をサーバーで一元管理する大規模向けの「ネットワークタイプ」と、扉ごとにユーザー情報を管理する小規模向けの「スタンドアロンタイプ」の認証端末を販売してきました。スタンドアロンタイプは1扉から対応し、これまで、小規模事業所、マンション、民生分野の入退管理装置として幅広く利用されています。
スタンドアロンタイプは、ユーザーIDやパスワード、指静脈データなどのユーザー情報を認証端末内に暗号化して記録しています。同一人物が複数台のスタンドアロンタイプの認証端末を利用する場合に、端末ごとに1件ずつユーザー情報の追加や修正を行う必要があり、ユーザー情報登録方法の改善が求められていました。
今回、パソコンとスタンドアロンタイプの認証端末をLAN接続して、パソコンの画面から端末内データにアクセスする機能を追加したことにより、ユーザー情報の登録がパソコンで簡単にできるようになりました。
スタンドアロンタイプのシステム構成例
また、端末のユーザー情報を取り出してパソコンに保存(バックアップ)することや、パソコンに蓄えた保存データを他の端末にコピーすることが可能となり、膨大なユーザー情報も一度に複製することが可能となりました。
さらに、ユーザーID、認証可否、認証時刻などの認証履歴情報(ログ)のダウンロードにより、入退室状況が把握可能となり、スタンドアロンタイプでの入退室管理が可能となりました。
日立情報制御は、「指静脈入退管理システム」の開発により得られたノウハウをもとに、より多くのユーザーに安心をお届けできるシステムを追求し、安心・安全・快適な情報社会の実現に向けたセキュリティシステムを今後も積極的に提案・構築していきます。
スタンドアロン3台運用のお客様において従来3台分のユーザー情報登録が必要でしたが、 本機能によりユーザー情報登録が1/3に削減されました。
製品名 | 概要 | 価格 | 提供時期 |
---|---|---|---|
指静脈入退管理システム | スタンドアロンタイブ | オープン価格 (端末の価格に含まれます) |
2012年8月23日 |
株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業本部 セキュリティ営業部 【担当:黒澤 秀樹】
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号(秋葉原大栄ビル)
TEL:03-3251-7245
株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業本部 営業企画部 (広報担当)【担当:清水 靖、伊藤 修二】
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号(秋葉原大栄ビル)
TEL:03-3251-7253
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