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日立産業制御ソリューションズ

Hitachi

NEWSRELEASE

2012年11月29日

日立情報制御の茨城本社敷地内に新設計棟を竣工し業務を開始


新設計棟写真
新設計棟写真

 株式会社日立情報制御ソリューションズ(取締役社長:茅根 修、東京本社:東京都台東区/以下、日立情報制御)は、このたび、茨城本社(茨城県日立市大みか町)敷地内において新設計棟を12月3日に竣工し、業務を開始します。

 新設計棟は、茨城県日立市内の事業所が東日本大震災の影響で使用不能となったため、新たに建設したもので、2012年2月から株式会社日立建設設計(取締役社長:佐藤 有紀、本社:東京都千代田区)が設計・監理を行い、鹿島建設株式会社(代表取締役社長:中村 満義、本社:東京都港区)が建築工事を行いました。

 新設計棟では、2012年2月に竣工した工場棟と併せて電力使用量を一括管理するエネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入し、分散型EMSの実証実験を引き続き実施します。

 本実証実験の主な内容は以下の通りです。

  • 電力使用量の見える化と電力使用量予測・ピークカット
  • 蓄電池の充放電制御と、太陽光発電量予測と連携したリチウム蓄電池からの先行放電制御
  • 躯体蓄熱空調の採用による電力使用ピーク時の電力負荷低減
  • ガスコージェネレーション装置による電力供給と廃熱の給湯への活用
  • 集中型空調設備、照明の自動制御

工場棟に設置した太陽光発電設備(2012年2月設置)
工場棟に設置した太陽光発電設備(2012年2月設置)

  なお、本実証実験はBCP(Business Continuity Plan)への対応強化とエネルギー利用のさらなる効率化を目的として、茨城県日立市にある日立グループの事業所が連携して進めている分散型EMS社内実証実験の一環です。日立情報制御は、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明、本社:東京都千代田区)および株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス(取締役社長:瀧澤 照廣、本社:茨城県日立市)と協力して、本実証実験を展開していきます。

 今後も、日立情報制御は快適な職場環境の構築とともに環境へ配慮したEMSの取り組みを推進し、社会基盤を支える製品の供給を行ないます。

新設計棟の建築概要

所在地 茨城県日立市大みか町五丁目1番26号
(株式会社日立情報制御ソリューションズ 茨城本社敷地内)
敷地面積 14,688㎡
建築面積 2,183㎡
延べ面積 9,400㎡
建物構造 鉄骨造
建物規模 6階
設備特徴
  • 躯体蓄熱空調:夜間時に躯体(コンクリート)に冷熱を蓄え、昼間時に躯体に蓄えた冷熱を放出し、電気使用ピーク時の電力負荷を低減します。
  • ガスコージェネレーション:ガスを使って発電すると同時に、廃熱を給湯に活用します。
  • LED照明(共用部分に設置)
  • Low-E複層ガラス
  • 緑のカーテン用花壇
セキュリティ 指静脈入退管理システム の設置による設計室への入退管理
用途 設計開発・管理業務、食堂等
設計・監理 株式会社日立建設設計
建築工事 鹿島建設株式会社

報道機関からのお問い合わせ先

株式会社日立産業制御ソリューションズ
事業企画本部 事業企画部(広報)【担当:山下、桑原】
TEL:0294-52-8657

株式会社日立建設設計
茨城支社【担当:松本】
TEL:029-272-9071

鹿島建設株式会社
関東支店 茨城営業所【担当:園部】
TEL:029-231-3200

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