2018年2月20日
IAV GmbH
株式会社日立産業制御ソリューションズ
自動車市場の規制に対するグローバルかつ包括的なサービス提供による
自動運転実現取り組み支援を協議
IAV GmbH(President CFO: Michael Schubert(ミハエル・シューベルト)、 President CHRO: Kai-Stefan Linnenkohl(カイ・ステファン・リネンコール)/以下、IAV)と 株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:木村 亨/以下、日立産業制御)は、2月20日にADAS*1および 自動運転分野におけるグローバル自動車技術革新への貢献に向けた協力合意書を締結しました。 今後、両社は自動車市場の規制に対応したコンサルティングおよびエンジニアリングサービスの提供をめざし、 協力体制について具体的な協議を開始します。
近年、自動車の環境規制強化による、電動化車両普及に向けた流れが急加速しています。 また、ADASの進化により、自動車向けセンサー市場が急拡大し、AI*2やコネクテッドカー*3などの 自動車IoT*4技術開発の加速による完全自動運転実現の期待も年々高まっています。 これにより、グローバルな市場において、次世代自動車の開発競争がますます激化し、 自動車産業の構造は、今後、よりボーダーレスなエコシステム*5へと変貌していくことが見込まれています。
このような環境下、グローバルスタンダードと開発動向を包括的に理解することは、 自動車規制の取り組みに対するソリューションの提供にあたり重要となります。 そこで、IAVと日立産業制御は、両社の自動車エンジニアリング・サービス事業を通じて培った専門的な知識と 業界団体との協働を組み合わせることにより、世界中の自動車メーカーとTier1*6向けに自動車市場の規制に 対応したコンサルティングおよびエンジニアリングサービス提供をめざし、協力体制について具体的な協議を開始します。
さらに次の段階では、両社が保有する今後の自動車産業に求められる高度な技術の相互活用と、 両社がそれぞれ強みを持つ欧州・日本での協力体制を基盤にしたシナジーおよびスケールメリット創出により、 協力範囲を広げていきます。
IAVと日立産業制御は新たなモビリティ社会の発展に貢献することで、 安全・安心な社会の構築に貢献します。
IAVは、従業員6,500人以上を擁する、自動車業界向けエンジニアリングサービスの世界的な リーディングプロバイダの1つです。同社は、30年以上の間、未来の車両のための革新的な コンセプトと技術を開発してきました。コアコンピタンスには、エレクトロニクス、 パワートレインおよび車両開発のすべての分野における量産のためのソリューションが含まれます。 世界の主要な自動車製造会社および自動車部品サプライヤーが同社の取引先となっています。 IAVは、ベルリン、ギフホルン、ケムニッツ/ストールバーグの開発センタに加え、ドイツのその他の地域や、 ヨーロッパ、アジア、南北アメリカでも事業を展開しています。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
日立産業制御は、日立グループの産業ソリューション事業を支える主要企業です。 産業・セキュリティ・組込みの幅広い分野でソリューションを提供しています。 個々の製品や技術を全体最適の視点で結集させ、お客さまの課題を共に見出し、解決します。 自動車向け組込みシステム開発では、画像を中心としたセンシング、信号処理やソフトウェア開発の エンジニアリングサービスを提供しています。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
IAV GmbH
Markus Mrozek
Public Relations
Carnotstrasse 1, 10587 Berlin, Germany
Phone : +49 30 3997-89689
株式会社日立産業制御ソリューションズ
企画統括本部 経営戦略本部 広報・渉外部 [担当:増淵、田川]
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号 秋葉原大栄ビル
TEL:03-3251-7521(直通)
関連リンク