数多くの納入事例の中から、特にご要望の多い自動化に関連するロボットソリューションについて、
代表的な事例をご紹介します。
[実装された作業要素]
導入背景
作業員の熟練度によるバラツキが発生し、分析結果が安定しない。作業工程が都度変更になるため、作業員の作業ミスが懸念される。技術者が単純作業に従事しているため作業効率が悪い。
導入前
技術者による遠心分離機操作、薬剤の廃液、ピペットを使用した試薬の分注、ミキサと超音波バスを使用した撹拌、分析機器操作等。
導入後
協働双腕ロボット1台構成のロボットシステムを開発。現行機器を極力使用するためロボットによる機器類のアナログ操作。バッチ処理が必要な工程でのハンドチェンジ。分析工程の自動化が達成できた。
導入効果
ロボットと周辺機器での定量作業となり、分析結果が安定し、作業ミスが無くなった。技術者が別作業に従事することが可能になり作業効率が改善された。
ソリューション
POINT
分析結果のバラツキや
作業ミスが発生していた。
分析結果のバラツキや
作業ミスが無くなった。
計画通りに分析工程が進み、
作業遅延が無くなった。
[実装された作業要素]
導入背景
顧客サンプルの撮像検証を設計者が実施している。設計者が単純作業に従事しているため作業効率が悪い。
導入前
設計者が顧客サンプルを撮像治具にセット、撮像装置を操作。
導入後
協働単腕ロボット1台構成のロボットシステムを開発。ロボットによる撮像位置への顧客サンプルの搬送、撮像装置を通信にて連動操作。顧客サンプル品種に合わせたハンドチェンジ。撮像検証工程の自動化が達成できた。
導入効果
設計者が別作業に従事することが可能になり作業効率が改善された。
12サンプルで
設計者拘束時間 約36分
システムの起動、
サンプルのセットで
設計者拘束時間 約3分
拘束時間を約90%削減
[実装された作業要素]
導入背景
技術者が単純作業に従事しているため作業効率が悪い。作業者ごとで分析結果を纏めているため、情報共有ができていない。
導入前
技術者による試薬(液体、粉体)、薬剤の秤量、ミキサを使用した撹拌、分析結果の確認。
導入後
協働双腕ロボット1台構成のロボットシステムを開発。薬剤の種別による秤量動作を変更。分析結果の撮像と撮像データの管理。分析工程の自動化が達成できた。
導入効果
技術者が別作業に従事することが可能になり作業効率が改善された。撮像データをロボットシステムで一元管理することができた。
試薬1日分の分析時間
約3時間/人
システムの起動、
試薬のセットで
技術者拘束時間 約30分
拘束時間を約85%削減、
撮像データを一元管理化
現場視察・お客さまへのヒアリングによる自動化システムのご提案から、
品質管理システムやMES(生産実行システム)などの上位システムと連動できるカスタムアプリケーションなど、
さまざまな現場のニーズにお応えします。
[実装された作業要素]
導入背景
人手不足による検査員への負担が増えている。自動化したいが知見がなく、どの工程を自動化したらよいかわからない。
導入への検討
現場視察とお客さまへのヒアリングによる自動化に適した工程の選定およびシステム提案。
導入前
検査員によるピペットを使用した製品と試薬の秤量、電子天秤データの登録、ミキサを使用した撹拌、分析装置への分析パラメータの登録および操作等。
導入提案
協働双腕ロボット1台と協働単腕ロボット3台構成のロボットシステムを提案。電子天秤、分析装置を通信にて連動操作。カスタムアプリによる分析データの管理。検査工程の自動化が達成可能。
導入効果
(見込み)
検査員が別作業に従事することが可能になり作業効率が改善される。分析データをデジタル管理可能となる。工場見学時に自動化のアピールができたため企業イメージ向上につながる。
製品1日分の検査時間
約5時間/人
システムの起動、
製品のセットで
検査員拘束時間 約30分
拘束時間を
約90%削減(見込み)、
分析データをデジタル管理化
[実装された作業要素]
検査レシピ
管理機能
複数の検査手法・設定を選択・実行
検査レポート
生成機能
動作結果・検査データからレポート生成
検査データ
判定機能
AI・画像処理を活用し検査データの判定
他システム
連携機能
上位システムや周辺機器・ソフトと連携
GUI操作・
画面操作機能
マウスによる簡単操作を実現
レシピ管理のデジタル化と
簡単操作による作業ミスの削減
検査データの一元管理と
レポートの自動作成
AI画像処理での
検査結果の自動判定