分析、検査工程やその前処理工程へのロボットシステム導入に実績があります。
作業要素の事例を紹介します。
これらの作業要素を組み合わせることでさまざまな分析作業や検査作業への対応が可能です。
蓋の開閉
複腕連携
計量機連携
計量結果をFB
攪拌機セット
複数本一括処理
分析機連携
分析機とロボットの
連携制御
粉体取出し
薬さじ用ハンド
分注
ピペット用ハンド
遠心分離機セット
カメラ位置補正
ドキュメント作成
(日報、測定結果)
カスタムアプリ
オフライン検査のロボット化として、当社では検査前処理へのロボット活用をご提案します。
オフライン検査では検査自体は分析機や検査機にて行いますが、分析機にかける前に、さまざまな前処理が必要です。
この前処理には上記に示した①~⑦のような作業があるのではないでしょうか?
これらの作業は複腕連携、計量機器連携とか目的に応じたハンド開発にて実現できます。
また、お客さまの分析機に対応したカスタムアプリを開発することで、ロボット動作と分析機動作を連携させることが可能です。
検査装置連携
検査装置とロボットの連携制御
SW操作
ロータリーSW、ディップSW操作
コネクタ挿抜
検査対象への挿抜
構成部品の有無
画像認識
ロボットシステム導入の計画段階のコンサルティングから稼働までサポートします
お客さまのニーズを引き出し、
それに合わせたロボットシステムの
企画構想をします。
ロボットシステム導入の目的、導入日程、予算等を伺います。
作業現場を視察させていただき、作業工程の要点を整理します。ご希望あれば、導入効果が見込める作業の選定も行います。
企画構想に基づいた最適な
ロボットシステムを提案し、
仕様を決定します。
企画構想の結果から提案書を作成します。作業工程にネック工程がある場合は、実証検証の提案をさせていただきます。
提案書の合意を持って、ロボットシステムの仕様書、価格を提示をさせていただきます。
決定した仕様に基づいて
ロボットシステムを
開発します。
受注後、ロボットシステムの仕様書に基づきロボットシステムの基本設計、詳細設計、製造、テスト、現地据付作業を行います。
システム稼働後の運用サポートや作業変更による再開発、機能拡張等も対応します。
お客さまに合わせた安全なロボットシステムを構築します。
当社に在籍するリスクアセスメントの資格保有技術者※1が、下図に示すリスクアセスメントを実施し、安全なロボットシステムを構築します。
協働ロボットを採用したロボットシステムの実績もございます。
※1 日本認証株式会社様による資格認証制度の「セーフティアセッサ」、「ロボットセーフティアセッサ」の認証者
リスク
アセスメント
実施
01
機械の制限に関する
仕様の指定
使用するロボット、周辺機器等の特性とそれを扱う状況や作業者の習熟度を明確にします。
02
危険源の同定
ロボットシステムに関連するすべての危険源を洗い出し、その危険源による危険状態を特定します。
03
リスクの見積りと評価
特定した危険源・危険状態を危害の程度、発生頻度などの観点から個別にリスクを見積り、評価します。
04
保護方策の検討・
実施とリスクの再評価
リスク評価の結果よりリスク低減が必要な項目について、具体的な保護方策(本質的な安全設計、安全柵設置等)を検討・実施して、リスクが十分に低減できたか、新たなリスクが発生していないか、を再評価します。
01~04の作業をリスクが
許容可能になるまで実施します。
お客さまの運用方法や作業者の習熟度、予算などからリスクがどこまで許容可能かをお客さまと共に設定し、
最適で安全なロボットシステム構築をします。