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社会インフラ用点検装置「橋梁点検ロボットカメラ」

国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)登録製品
  NETIS番号:KT-160016-VE (2022年更新)
  新技術名称:橋梁点検ロボットカメラ
  登録日:2016年4月21日
  国土交通省性能カタログ:BR010019-V0221

「橋梁点検ロボットカメラ」は、点検員が目視で確認するには困難な場所を、伸長可能なポールに設置したカメラとカメラを操作するタブレットPCを使って、安全かつ効率的に行う点検システムです。

「橋梁点検ロボットカメラ」の特徴

(1)よく見える

  • 光学倍率30倍により、20m先の0.2mm幅のひび割れを見ることができます。

光学ズーム×30

  • ひび割れ幅の測定は、映像上に表示されるクラックスケールにて行い、静止画像として保存できます。

クラックスケール
* クラックスケールの表示は参考値です。

  • 映像補正(コントラスト補正、手振れ補正、霧除去機能)で目視性能を向上させます。
    これらの機能で点検現場での「見る」を強力にサポートします。

コントラストの補正で可視性UP

(2)誰でも使える簡単操作

  • ポールユニットは、伸縮自在で容易に設置できます。
  • 操作端末は、タブレットPCで、指で簡単に操作できます。
  • 動画を撮影しながら静止画を撮影できます。(同時保存および動画からの静止画切り出し可能。)


フリックで自由に位置移動


ダブルタップで見たいところに直接移動


ピンチアウトで細部をチェック

(3)安全で効率的

橋の下から橋梁点検調査が可能なため、作業者は安全な場所で点検作業ができます。また、「橋梁点検ロボットカメラ」でひび割れなどが確認できた場所のみを、橋梁点検車で点検作業が行えるため効率的です。

活用イメージ
活用イメージ

「カメラユニット」イメージ
『床版撮影時』イメージ

(4)持ち運びが便利

軽量でコンパクトに収納できるため運搬が容易です。また大きな設置場所を必要としないため、点検時の交通規制を軽減します。

可搬式で持ち運びが便利

更新履歴

2022年01月24日
  • カメラ性能などを改良した「HV-HT3100TB-U」(高所型)*1をリリース。
  • (懸垂型)*2と(懸垂型+高所型)*3については販売を終了しました。

    *1 高所型:地上に置き、伸長可能なポールで橋梁を見上げるタイプ
    *2 懸垂型:高欄の笠木に伸長可能なポールでカメラを吊り下げるタイプ
    *3 懸垂型+高所型:懸垂型と高所型のポールをセットにしたタイプ
2016年05月11日
2014年09月30日

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