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日立産業制御ソリューションズ

記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

2021年1月22日
株式会社日立産業制御ソリューションズ

2次元CADソフトウェア「ACROVA GMM」「DRAWMAN」新バージョンを販売開始
自動ナビゲーション、ラスター図面複数配置やPDFベクトル双方向変換などを追加
新バージョンの詳細を2月9日のオンラインセミナーにて紹介

自動ナビゲーションとラスター図面複数配置(イメージ)
自動ナビゲーションとラスター図面複数配置(イメージ)

株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:木村 亨/以下、日立産業制御)は、2次元CADソフトウェア「ACROVA GMM」および「DRAWMAN」の新バージョンを2021年3月1日より販売開始します。本ソフトウェアは、ハイエンド2次元CADならではの信頼性の高い詳細な図形データと、有効利用可能な既存データを図面内で違和感なく融合することで、設計自動化の推進と工数削減を実現し、納期短縮などの課題解決に貢献します。日立産業制御は今後、機械設計製造業向けに年間700ライセンスの販売をめざします。なお、新バージョンの詳細につきましては、2021年2月9日に開催する、日立産業制御の「ACROVA GMM/SOLIDWORKS/WebCabyオンラインセミナー」にて紹介します。

近年、デジタル化やAIの活用が進み、社会構造の変化によるニューノーマルと言われる変革も急速に進む中、製造業にも大きな変革の時が来ています。また、グローバル化、オンライン化が常態となる中で、設計環境では納期短縮やデータ交換のニーズがさらに高まっています。

「ACROVA GMM」は、設計者の負担となる準備作業を最小限にし、ダイレクトな2次元設計を実現することを目的に、作図操作性向上とデータ交換機能の強化により、設計工数の低減を支援します。今回、販売を開始する新バージョンでは、自動ナビゲーション機能を搭載し、既存図形の制御点から自動ナビゲーションを表示することで、補助線作図数を削減します。また、ラスター図面の複数配置と図面間コピー機能の追加、最新版のDXF、DWGファイルの対応に加え、PDFのベクトルデータについても双方向交換機能を標準装備とし、さらに、機械部品ライブラリとしてメーカー部品2万点を追加し、従来の約69万点から約71万点へアップデートを行うことにより、効率的な作図および作図工数の削減を実現します。

「DRAWMAN」は、今まで「ACROVA GMM」のみに搭載されていた「パラメータナビの表示設定」が可能となり、操作性が向上しました。また、フローティングツールバーを「DRAWMAN」本体にドッキングできるようになり、よりスマートな画面操作が可能となります。

なお、「ACROVA GMM」および「DRAWMAN」共通のバージョンアップ機能として、Windows10(20H2)対応と拡張寸法線作図時の寸法線方向切り替えができるようになります。

今後、日立産業制御は2次元CADソフトウェア「ACROVA GMM」および「DRAWMAN」を軸に、設計データ活用をより具体的にしたCADソリューション事業を推進し、設計製造事業に従事されるお客さまの設計工数低減を支援し、競争力強化に貢献できる製品開発に取り組んでいきます。

「ACROVA GMM V19」「DRAWMAN V19」の特長および拡張機能など

バージョンアップ内容 ACROVA GMM DRAWMAN
D.D *1 MD
1 PDFベクトルデータの双方向変換機能
現行のPDF出力機能に加えて、ベクトル情報を持つPDFファイルを指定するとベクトルデータとして読み込むことができるようになります。「ACROVA GMM」上での編集が可能となり作業効率が向上します。
2 自動ナビゲーション
図形の作図コマンド中に既存図形の制御点にカーソルを合わせると、自動的に延長線を複数表示し、補助線の作図数を削減します。
3 ラスター機能拡張
GMMラスター図面の複数配置、ラスター情報の図面間コピーができるようになります。
4 ハッチ
ハッチ定義時にオフセット量を指定できるようになります。
5 機械部品ライブラリ
機械部品ライブラリを最新版に更新します。2万点の部品追加(約69万点→約71万点)
6 拡張寸法線作図時の操作性向上
拡張寸法線作図時に寸法線方向の切り替えができるようになります。
7 Windows10(20H2対応)
8 システム情報設定拡張
パラメータナビの表示設定ができるようになります。
9 ツールバーのドッキング対応
フローティングツールバーを「DRAWMAN」本体にドッキングできるようになります。
*1
D.DはDrawing & Designの略称です。MDはMechanical Designの略称です。

価格

名称 詳細 価格(税抜) 出荷開始時期
2次元CADソフトウェア
「ACROVA GMM V19」*2
スタンドアロン版 オープン価格 2021年4月5日
ネットワーク版 個別見積
V18アップグレード版 300,000円
V18アップグレード版
(サポートユーザ用)
150,000円
V17アップグレード版 600,000円
V17アップグレード版
(サポートユーザ用)
300,000円
2次元CADソフトウェア
「DRAWMAN V19」
スタンドアロン版 オープン価格
ネットワーク版 個別見積
V18アップグレード版 90,000円
V18アップグレード版
(サポートユーザ用)
45,000円
V17アップグレード版 135,000円
V17アップグレード版
(サポートユーザ用)
90,000円
*2
「Drawing & Design」「Mechanical Design」は同一価格。インストール時にユーザーにて選択可能。
 再インストールで変更可能。

<新製品発売に際してのお知らせ>

新バージョン発売に伴い、2021年3月末をもちまして以下の製品は販売終了となります。

  • 「ACROVA GMM V18」「DRAWMAN V18」スタンドアロン版、ネットワーク版、各アップグレード版
  • 「ACROVA GMM2010」「DRAWMAN 2010」からの各アップグレード版
  • 「ACROVA GMM2010」「DRAWMAN2010」までの旧製品の故障交換ドングル

「ACROVA GMM」および「DRAWMAN」に関する日立産業制御のWebサイト

オンラインセミナーでの新製品紹介について

セミナー名:ACROVA GMM/SOLIDWORKS/WebCabyオンラインセミナー
日   時:2021年2月9日(火)
場   所:オンライン
URL:https://info.hitachi-ics.co.jp/product/acrova/user/2021-02_gmm.html

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