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日立情報制御ソリューションズ

Hitachi

NEWSRELEASE

2014年1月16日

医薬品業界向けRSSコード画像検査機MIP-RSを販売開始

医薬品業界向けRSSコード画像検査機

 株式会社日立情報制御ソリューションズ(取締役社長:髙山 光雄、本社:東京都台東区秋葉原6番1号/以下、日立情報制御)は、このたび、医薬品業界で調剤包装や元梱包装などに印字されるバーコード「RSSコード(*1)」の画像検査を行う、RSSコード画像検査機MIP-RSを本日販売開始し、2014年3月3日に出荷開始します。

*1
RSSは、Reduced Space Symbology(省スペースシンボル)の略称で、1996年、国際EAN協会と米国コードセンター(UCC)が共同で開発した小物商品用の流通バーコードシンボルです。2007年に国際標準機関GS1がGS1 DataBarに改名しています。

 医療事故削減の一環として医療用医薬品に対するバーコード表示が特定生物由来製品,生物由来製品および注射薬(生物由来製品を除く。)ですでに行われていますが、平成27年7月より、内用薬および外用薬の調剤包装単位にも表示が求められることとなり、製薬メーカで医薬品製造時にRSSコードが正しく、はっきりと印字されていることを検査する検査機が求められていました。

 これまで日立情報制御では、液剤の異物検査機、缶やダンボールの印字検査機など、最先端の画像処理技術を応用してさまざまな検査機を開発してまいりました。特に、高い精度の高速画像処理技術をもっており、これまでにビール・飲料業界に豊富な納入実績をおさめています。このたび、その高速画像処理技術を応用して、高い検査性能をもつRSSコード検査機MIP-RSを開発しました。

 日立情報制御は、今後も画像処理技術を応用した検査機の開発に取り組み、安全・安心で人にやさしい社会の実現に貢献してまいります。

特長

  1. 最大300(個/分)の高速検査性能(RSSコード読み取り(照合)/検証/検査実施時)
    RSSコードの読み取り(照合)、検証、異物・欠け検査、ヒューマンコード(*2)突合せ検査の全ての工程を含めたRSSコードの検査を最大で300(個/分)処理可能です。
  2. *2
    バーコードに表示されている文字のこと。バーコードの汚れ・損傷などでバーコードが読み取れなかったときに、目視手入力で登録するために記載しているもの。
  3. RSSコードの検査機能のオールインワン検査機
    RSSコードの読み取り(照合)、印字品質の検証、印字の欠損有無などの検査、ヒューマンコードと印字内容の一致検査、消費期限などの文字検査を一台でまかなえます。

    RSSコード画像検査機:検査例

  4. 安心運用を支える支援機能
    照明の照度管理、ユーザーごとの操作権限によるセキュリティ保護、操作履歴の保存、検査不良画像の保存、レンズの調整支援機能などのバリデーション支援と運用支援機能をサポートします。
  5. 簡単操作
    タッチパネルモニタに対応し、タッチ操作で直感的に操作しやすくなっています。運転中の検査不良要因の表示や、パラメータを調整するガイダンス表示画面などで簡単操作による安心運用をサポートします。

販売目標

 年間1億円

製品の価格・出荷開始時期

名称 詳細 価格 出荷開始時期
MIP-RS RSSコード画像検査装置 オープン価格 2014年3月3日

注記

  • MIPは、株式会社日立産業制御ソリューションズの登録商標です。
  • その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
  • 本製品を輸出等される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制ならびに米国の輸出管理規制など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。
  • ご不明な場合は、当社担当営業にお問い合わせください

取り扱い事業部・製品お問い合わせ先

株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業本部 ソリューション第三営業部 [担当:岡本]
TEL:03-3251-7244 (ダイヤルイン)

報道機関からのお問い合わせ先

株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業本部 営業企画部 [担当:清水]
TEL:03-3251-7253

  • * このニュースリリース記事の情報(製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は発売日現在の情報です。 予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。