株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:髙山 光雄/以下、日立産業制御)は、2016年10月27日に発表された公益社団法人発明協会(会長:野間口 有/以下、発明協会)主催の平成28年度関東地方発明表彰*1において、緊急招集・安否確認システム「安否の番人」(以下、「安否の番人」)に適用した特許で「発明奨励賞」を受賞しました。日立産業制御は今までに「関東経済産業局長賞」などを受賞し、今回で8年連続*2の受賞となります。
「安否の番人」は災害発生時にサーバが稼働停止し、システムが利用できなくなることを防ぐため、複数台のサーバを稼働させています。複数台のサーバを活用することで、物理的な安全性が向上する反面、サーバ間の連携が取れていないと、古い安否確認情報を取り込み情報の信憑性が損なわれてしまう危険性があります。
本発明では、「安否の番人」のシステム情報をサーバ相互間で効率よく同期させることにより、複数台のサーバでも、ユーザが複数のサーバの存在や接続系統を意識することなく、情報入力端末から発信情報を入力、変更しても最新の情報が担保できます。
表彰式は、2016年11月10日に発明協会、文部科学省、特許庁および関東経済産業局など多数の関係者のご出席のもと行われました。日立産業制御は今後も優れた発明を創出し、みなさまに安全・安心をご提供できる製品開発に活かしていきます。
「安否の番人」イメージ
「安否の番人」は、メール、Webや音声電話を利用する双方向の情報伝達・集計システムです。自然災害や新型インフルエンザによるパンデミック*3などの緊急事態が発生した場合に、本発明により高信頼性のある情報をもとに「社員・家族の安否確認」や「対策要員の緊急招集」「安否確認後の行動指示」など初動対応の迅速・効率化を支援します。また緊急時のみならず平常時の業務連絡などでも利用でき、かつ高度な管理機能を備えメンテナンス工数の削減など、効率的な業務運用も可能です。
http://www.hitachi-ics.co.jp/product/security/safety/
http://www.hitachi-ics.co.jp/product/newsrel/2016-03_anpi.html
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