2017年6月14日
「可視化からはじめるIoT」をコンセプトに開発。カメラ映像から収集した情報から現場全体の人・モノの動きを把握し、改善の気付きを促す。
VSIP表示映像イメージ
株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:木村 亨/以下、日立産業制御)は、ふかん映像と画像センシング*1を活用し、製造・物流現場における業務改善を支援する状況収集・可視化システムVSIP*2 (ヴイシップ)を6月16日に提供開始します。日立産業制御は、製造業や流通業を中心に本システムを拡販し、2020年度に80億円の受注をめざします。
VSIPは、カメラ映像から取得した情報を活用して現場の状況を可視化することで、IoT*3の環境構築を実現するシステムです。複数台の360度カメラ映像を合成することで、広域な製造・物流現場を上空から見下ろした1枚のふかん映像で表示します。
加えて、ふかん映像に人やモノの動態などの情報を、色が変化する図として重ねて表示することで、現場全体の状況把握がしやすくなり、課題の気づきを促すことで、業務改善を支援します。
近年、製造・物流業界において、IoTの適用による安全・安心かつ生産性の高い現場への変革意識が高まっています。しかし、製造・物流の現場においては、IoTを導入するには何を行えばいいのかわからないとの声があります。
このような背景のもと日立産業制御は、「可視化からはじめるIoT」をコンセプトに、カメラ映像から取得した情報を活用して、現場で起きていること、その事象が起きた理由を映像で確認できる状況収集・可視化システムVSIPを開発しました。
VSIPを活用することで、現場におこる変化を、奥行き感のある立体的なふかん映像で確認できます。気になる点はズームしてさまざまなアングルで確認したり、過去の映像を確認したりすることで、状況変化の理由を解析し、改善案を検討することが可能となります。
今後日立産業制御は、VSIPを活用したサービスラインアップを展開することで、多様化するお客さまのニーズに応えていくとともに、製造・物流現場の業務改善を通して産業界の発展に貢献していきます。
図1 VSIP構成イメージ
名称 | 詳細 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
VSIP | 初期導入費 | 個別見積もり | ・カメラ、ハブ、PCなどのハードウェア ・ふかん合成作業、画像認識調整作業、ほか |
月額利用料 | 個別見積もり | ・保守費、画像センシング、ほか |
http://info.hitachi-ics.co.jp/product/vsip/
展示会名:第28回設計・製造ソリューション展
・開催期間:2017年6月21日(水)~23日(金)
・場所:東京ビッグサイト
・URL :http://www.dms-tokyo.jp/ja/
株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業統括本部 第二営業本部 第四営業部 [担当:阿川]
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号 秋葉原大栄ビル
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株式会社日立産業制御ソリューションズ
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