株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長： 髙山 光雄、本社：東京都台東区秋葉原6番1号／以下、日立産業制御)は、本日より、社会インフラ施設向けの広域施設管理ソリューションの提供を開始します。
広域施設管理ソリューションは上下水道、交通といった社会インフラ施設や工場施設などの広域・多拠点施設向けに、広域モニタリングによる施設の見える化、画像テレメタリング（*1）による定期点検の自動化、図面マネジメント機能による管理作業者の行動支援をパッケージ化したものです。映像技術とデータ処理技術を複合させた本ソリューションの提供により、これまで、管理作業者のスキルに依存していた点検・管理の効率化を実現します。日立産業制御は、2014年度中に20施設での受注をめざします。
図1 広域施設管理ソリューション構成イメージ
近年、社会インフラ施設などでは、施設の大規模化による拠点数の増加やグローバル展開が進んでいることから、管理作業者の負担が増加しています。一方で、熟練管理作業者が不足していることから、現地管理作業員の教育も課題となっています。
このような課題の解決に向けて、日立産業制御は、(1)見える化(俯瞰技術により施設全体を上から見下ろす映像を表示することで、直感的に施設環境が把握しやすいリモート管理)、(2)自動化(画像認識とデータ処理による定期点検の自動化)、(3)スキルフリー(熟練管理作業者ノウハウのドキュメント化と映像支援により、熟練管理作業者でなくても点検・管理が可能となる管理作業者の行動支援)の3つの機能をパッケージ化した広域施設管理ソリューションの提供を開始します。本ソリューションは、社会インフラ事業と組込み事業に精通した日立産業制御の持つ映像技術とデータ処理技術の複合によって実現しました。
今後も日立産業制御は、本ソリューションの提供を通じ、社会インフラ施設の効率的な保守・管理に貢献していきます。
| 構成ソリューション | 構成素材 | 詳細 | 価格 |
|---|---|---|---|
| （1）見える化 広域モニタリングソリューション |
1. 全周囲ビューワーキット 2. マルチモニタリングシステム |
俯瞰技術により施設全体を上から見下ろす映像を表示することで、直感的に施設環境が把握しやすいリモート管理 | 個別見積もり |
| (2)自動化 画像テレメタリングソリューション |
1. 画像認識ライブラリ 2. OSS活用ラピッドプロトタイピングソリューション |
画像認識とデータ処理による定期点検の自動化 | |
| （3）スキルフリー 図面マネジメントソリューション |
1. WebCaby | 熟練管理作業者ノウハウのドキュメント化と映像支援により、熟練管理作業者でなくても点検・管理が可能となる管理作業者の行動支援 |
製品ページ：広域施設管理ソリューション
日立産業制御は、2014年10月30日(木)～31日(金)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2014 TOKYO(新規ウィンドウを表示)において、今回発表した広域管理ソリューションを紹介します。
日立産業制御は、2014年11月19日(水)～21日(金)にパシフィコ横浜で開催される「ET2014(Embedded Technology 2014)組込み総合技術展」(新規ウィンドウを表示)において、今回発表した広域管理ソリューションを紹介します。
株式会社日立産業制御ソリューションズ
事業企画統括センタ 組込み事業開拓部 [担当：倉重(くらしげ)]
TEL：045-866-6225(ダイヤルイン)
株式会社日立産業制御ソリューションズ
企画本部 経営戦略部 広報・渉外グループ [担当：丸山(まるやま)、増淵(ますぶち)]
TEL：045-865-8172(ダイヤルイン)
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