2019年10月7日
交通量調査のさらなる効率化を実現
「日立画像トラフィックカウンタ Ver.2.0」新機能イメージ
株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:木村 亨/以下、日立産業制御)は、撮影した映像をもとに交通量を自動計測するソフトウェア「日立画像トラフィックカウンタ」に、交差点での進行方向別車両数の計測と複数映像の一括解析を行う機能を追加した「日立画像トラフィックカウンタ Ver.2.0」(以下、新バージョン)として10月7日から販売開始します。
「日立画像トラフィックカウンタ」は、撮影した映像を元に車両の通過台数や車種を自動計測することが可能なソフトウェアです。今回販売する新バージョンを活用することで、交通量調査のさらなる効率化を実現します。
日立産業制御は、交通量の定期調査、渋滞や事故などの現状調査、出店計画における立地調査などに携わる建設コンサルタントや道路調査会社を中心に本製品を拡販し、今後2年間で100ライセンスの受注をめざします。
交通量調査においては、通過する車両を調査員が手動で計測する方法が一般的ですが、その計測地点として、交差点が対象となることも多く、車両の進行方向別の計測についても、自動化のニーズが高まっていました。また、長時間の映像を撮影した場合、映像データは数時間ごとに別々のファイルとして保存されるため、ファイルごとに個別にパラメータを設定して解析する必要があり、作業に時間と手間を要するという課題もありました。
今回販売を開始する新バージョンでは、従来、断面交通量*1の自動計測に対応していたものを、左折、右折、直進といった交差点における進行方向別の自動計測にも対応したことで、交差点の交通量計測にも活用することができ、自動計測の適用シーンが広がりました。また、計測対象となる複数の映像を一括して解析できるシナリオ実行機能*2を追加したことで、複数ファイルの解析パラメータを一度にまとめて設定できるようになりました。これにより、たとえば、夜間に映像解析を一括実行するといった効率的な使い方も可能になりました。
今後、日立産業制御は、道路計画を支援する交通流シミュレーションシステム「TRAFFICSS(トラフィックス)」のユーザーである建設コンサルタントや、日立グループ各社と連携し、お客さまへの拡販活動を推進します。また、多様化するお客さまのニーズに応えていくことで、安全・安心な住みやすい街づくりの実現に向けて貢献していきます。
名称 | 詳細 | 価格 (税抜) |
|
---|---|---|---|
日立画像 トラフィックカウンタ Ver.2.0 |
パッケージ販売 | CD+1アプリケーション +1ライセンス |
2,000,000円 |
期間ライセンス 販売*3 |
CD+1アプリケーション +1ライセンス |
400,000円~ |
項目 | 動作環境 | |
---|---|---|
PC | OS | Windows(R) 10 |
CPU | Intel(R) Core i3-6100以上 | |
メモリ | 4GB以上 | |
画面解像度 | WSXGA+(1680×1050)以上 | |
タブレット端末*4 | OS | Android 7.0 |
画面解像度 | WUXGA (1920×1200)、WXGA(1280×800) |
http://info.hitachi-ics.co.jp/product/gazoutraffics/index.html
http://info.hitachi-ics.co.jp/product/trafficss/index.html
展示会名:ハイウェイテクノフェア2019
日 時:2019年10月8日~9日
場 所:東京ビッグサイト
U R L:http://htf.express-highway.or.jp/htf2019/info/
株式会社日立産業制御ソリューションズ
営業統括本部 社会インフラ営業本部 公共システム営業部[担当:矢代、見松(みまつ)]
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号 秋葉原大栄ビル
電話:03-3251-7248(直通)
株式会社日立産業制御ソリューションズ
企画統括本部 経営戦略本部 広報・渉外部 [担当:遠藤、増淵]
〒110-0006 東京都台東区秋葉原6番1号 秋葉原大栄ビル
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