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2026年1月19日
株式会社 日立産業制御ソリューションズ
図1 日立産業制御の保有技術と開発支援イメージ
株式会社 日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:上田 元春・東京都台東区/以下、日立産業制御)はAUTOSAR開発ツール群「MICROSAR」を提供するツールベンダーのVector Informatik GmbH (CEO:Dr. Thomas Beck and Dr. Matthias Traub・ドイツ シュツットガルト/以下、Vector)の認定資格であるCertified Embedded Associate AUTOSAR Adaptive (以下、CEA.A)を国内で初めて取得しました。これにより、国内で初めて「AUTOSAR*1」に準拠したSDV*2開発に不可欠な3つの技術要素である「AUTOSAR CP*3」・「AUTOSARシステム設計」・「AUTOSAR AP*4」すべてに関する認定資格を持つ技術者が在籍するSDVシステムインテグレーターとなりました。
今回の「AUTOSAR AP」に関するCEA.A取得により、日立産業制御は「AUTOSAR」標準準拠の自動車向け組込みソフトウェア基盤でありECU開発の効率化や機能拡張を実現するVectorの開発ツール群「MICROSAR」の導入支援が可能となりました。今後、日立産業制御はSDV開発導入から運用までワンストップで支援するSDVシステムインテグレーターとして、完成車メーカーとサプライヤーを繋ぐ”ティア0.5”事業を加速させ、日本の自動車産業におけるAUTOSAR準拠のSDV開発拡大に大きく貢献します。
図2 CEA.A認定ロゴ
自動車業界では、SDV移行加速によるシステム開発が大規模かつ複雑化しています。近年のSDV開発では、従来のSDV開発で使用しているプラットフォーム「AUTOSAR CP」と、自動運転や高度な通信機能を必要とするこれからのSDV開発システム向けに設計されたプラットフォーム「AUTOSAR AP」の連動が求められています。しかし、「AUTOSAR CP」と「AUTOSAR AP」を連動したインターフェースを作成するためのプラットフォームを独自に作成することは難易度が高く莫大なコストがかかります。そのため、「AUTOSAR」標準に準拠したシステム開発に強みを持つ「PREEvision」などの統合開発プラットフォームを使い、バスネットワークやECU間のインターフェースを記述したARXML*5で設計データを一元管理することが求められています。
日立産業制御は「AUTOSAR CP」や「AUTOSARシステム設計」技術に関するVector認定資格の取得や、2025年9月にはVectorの「PREEvision」を活用したARXML作成エンジニアリングサービス提供を開始し、”ティア0.5”事業における実績を重ねてきました。
欧州で2020年頃から先進SDVモデルを中心に導入が進んでいる「AUTOSAR AP」についても、従来のハードウェア重視の文化やソフトウェア人財の不足などから普及途上の日本国内でもSDV開発の加速に伴い今後「AUTOSAR AP」の導入が本格化すると予想されています。
そこで日立産業制御は、自動車開発現場で培った知見を生かし2021年から「AUTOSAR AP」のPoCを行うとともに、国内の完成車メーカーやサプライヤーの「AUTOSAR AP」導入支援体制強化をめざして、「AUTOSAR AP」に関するVectorの認定資格であるCEA.Aの取得に取り組みました。
図3 日立産業制御が保有するVector社AUTOSAR関連認定資格(2025年11月時点)
日立産業制御はVector社が提供するツールチェーンを活用することで、SDV開発工数を最大で50%*6削減することと品質の向上を見込んでいます。日立産業制御はSDVシステムインテグレーターとして、SDV開発導入コンサルティングにより国内の完成車メーカーのSDVへの段階的な移行を支援するとともに、SDV開発における低コスト化や開発期間短縮、発売後のソフトウェアアップデートの期間短縮に貢献します。サプライヤー向けには、PoCなどのSDV向けの試作や「AUTOSAR」に準拠した新技術習得を支援します。
さらに、完成車メーカーとサプライヤーを繋ぐ”ティア0.5”事業を通して、日立産業制御が提供するSDVプラットフォームビジネスの関連ソリューションとも連携することで、機能安全規格への対応やサイバーセキュリティ対策、モデルベースでAUTOSAR ECU開発を実現することで更なる自動化・効率化を支援し、安全・安心・快適なSDV開発推進に貢献していきます。
2026年1月21日(水)から23日(金)に開催される「第18回オートモーティブワールド -クルマの先端技術展-」に出展いたします。認定資格取得者が開発した仮想ECU環境デモを展示いたしますので、ぜひご来場ください。
第18回オートモーティブワールド -クルマの先端技術展- 内 第3回SDV EXPO -車載ソフトウェア開発展
会期:2026年1月21日(水)〜23日(金)
会場:東京ビッグサイト
出展企業名:株式会社 日立産業制御ソリューションズ
小間番号:W11-28
日立産業制御ソリューションズは、日立グループの産業・流通事業を支える主要企業です。長年培ってきたOT(Operational Technology)を基軸に、製造業をはじめとする産業分野や社会インフラ分野のお客様の事業において新たな価値創出を支援する各種ソリューションを提供しています。お客様の現場に携わってきた経験に基づくコンサルティングによりお客様の課題をともに見出し、製品・技術を結集させたソリューションで解決します。
日立産業制御ソリューションズが所属する日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせたデジタルサービス「産業分野向けHMAX」を、成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。日立産業制御ソリューションズはCIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現する「産業向けHMAX」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新します。
| お問い合わせ先 | 報道機関お問い合わせ先 |
|---|---|
| 大沼 | 吉川 |
| 株式会社 日立産業制御ソリューションズ 営業統括本部 コネクティブ営業本部 コネクティブ営業第一部 |
株式会社 日立産業制御ソリューションズ 企画統括本部 経営戦略本部 広報・渉外部 |
| 03-3251-7245 (直通) | 03-3251-7810 (直通) |