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生産管理業務の効率化・最適化と
[品質管理]機能強化

中堅製造業様向け
生産管理ソリューション
ーSPC管理システム「ManaStark」×生産管理システムー

  • 不良品発生の
    予兆検知
  • 生産効率向上
  • コスト削減

<トピックス>

2024年09月25日
【製品・サービス】生産管理ソリューションHPを公開しました。
2024年09月25日

ソリューション概要

日立産業制御ソリューションズの生産管理ソリューションは、生産管理業務の効率化・最適化に加え、製造工程における品質管理データを高度に見える化することで生産プロセスの改善を通して不良品の発生を低減し、生産効率向上やコスト削減などに貢献します。

対象企業

中堅規模の製造業様

生産管理業務や品質管理業務に
お悩みを持つ企業様

生産管理システムの
刷新・導入をお考えの企業様

ソリューションイメージ

生産管理ソリューションは、生産管理システムに日立産業制御ソリューションズの品質管理ノウハウを結集したSPC管理システム「ManaStark」(マナスターク) を組み合わせて利用します。

SPC管理システム
「ManaStark」
  • 品質管理に関するデータを一元管理
  • SPC*1に基づいて検査データを分析・見える化

組み合わせて利用

生産管理システム
  • お客様のご要望や環境に合わせた製品を自在に組み合わせ可能
  • 既存の生産管理システムもそのまま活用可能
  • お客様への選択肢の一つとして「R-PiCS」*2を提案可能

生産管理業務の効率化・最適化に加え、
品質管理機能の強化を実現

従来
出荷検査時に不良品発生原因を遡って調査
出荷時検査も検査値の統計処理を実施。不良品の発生傾向を把握&行程管理の改善へ!
「ManaStark」
導入後
製造工程ごとに重要な特性値を測定・監視。不良品の発生につながる可能性のある工程異常の兆候や品質不具合を検出し、処置・対処することで最終段階での不良品の発生を防ぐ。
*1 SPC とは
自動車部品の品質マネジメントに関する国際規格「IATF16949」のコアツールの1つです。
検査データを統計学的に処理 (分析) することで、製造工程の状態を見える化・監視し、工程異常を検出します。
不良品の発生を未然に防止でき、生産効率の向上、品質保証や工程管理の改善などにつながります。
*2「R-PiCS」ご提供に関して
日立産業制御ソリューションズは、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社とSIパートナーシップを締結しています。 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社と「R-PiCS」の詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。

対象課題

製造現場のお悩みを解決!

現場作業者
  • 担当ごとの表計算ソフトや紙運用での管理でモノの管理負荷が高い
  • 転記作業などの手作業が多く人為的なミスが発生してしまう
  • 日々小さな作業が重なり本来の業務に掛ける時間が割かれる

人・モノの情報データ化と作業システム化で、業務効率を向上!

生産管理・品質管理担当者
  • 業務の複雑性や専門性が高く、業務やノウハウが属人化している
  • 生産計画変更の発生や滞留在庫により生産性が低下してしまう
  • 不良品の原因や内容を詳細に把握できず具体的な防止策につながらない

生産管理・品質管理の業務品質をノウハウ共有で標準化&高度化!

システム担当者
  • 現行システムの老朽化で実用に耐えなくなってきた
  • システムが業務や管理内容ごとに異なるなど、保守・運用が煩雑

デジタル化の推進と部署や拠点を跨いだデータ利活用を実現!

特長と機能

生産管理システムとSPC管理システム「ManaStark」を組み合わせることで生産管理業務の効率化・最適化に加え品質管理機能の強化を実現します。

生産管理システムの選択肢の一つとして「R-PiCS」のご提供が可能なほか、SPC管理システム「ManaStark」単体でのご提供も可能なためお客様の環境やご要望に合った生産管理システムと自在に組み合わせることができます。

「ManaStark」の特長

生産管理における
品質管理を強化

原材料から完成品までのトレーサビリティ確立を実現し完成品の安全・安心を提供

検査の規格値や
実績を一元管理

紙運用や現場ごとの管理からの脱却や検査データ改ざんなどの問題発生防止を支援

SPCによる分析で
検査データを見える化

工程異常や不良品の発生原因の早期特定・対応につなげ不良品発生・次工程への流出・誤出荷などを防止

「ManaStark」
単体でもご提供可能

お客様の環境やご要望に合った生産管理システムと連携可能なI/F

「ManaStark」の機能

01.規格値管理機能

  • 検査の規格値や回数、検査項目や条件、8種の異常判定ルールの適用有無など、検査規格を細かく設定できます。
  • 検査規格を一元管理することで、複数拠点を持つ場合でも統一基準での品質検査を可能にします。

02.検査実績管理機能

  • 検査データを登録またはファイルで取り込み、一括で管理します。
  • ファイル取り込みは、既存のシステムからも連携可能です。
  • 検査項目ごとの規格合否診断や異常判定ルールチェックにより規格逸脱品を検出、総合判定を登録できます。

03.SPC管理機能

  • 指定の検査データをSPCに基づいて分析し、結果を「管理図」としてグラフに出力します。
  • 管理図のほか、異常判定ルールによるアラートや工程能力指数を表示し、品質管理における製造工程の異常や課題を可視化します。
  • 工程状態を監視し不良品の発生のや予兆 (工程異常) を検出することで、早期対応へと導き品質の安定化や生産効率の向上を実現します。

日立産業制御ソリューションズの強み

生産管理の技術と知識

当社はこれまで数多くの製造業のお客様とともに課題解決に取り組み、企業様ごとに異なるさまざまな業務フローに対応した生産管理システムを独自に開発してきました。豊富な開発経験と生産管理業務領域の知見を生かし、 お客様のDX推進に貢献いたします。

OT (Operational Technology)

当社はこれまで約半世紀にわたり、製造業をはじめとした産業分野や社会インフラ分野における”人やモノの動きを制御するシステム”の構築を積み重ねてきました。お客様の”現場”に携わる中で培ったフィールドオペレーションの技術や知見 (OT) と経験が、当社の大きな強みです。

導入までの流れ

  • STEP1
    構想策定

    • ・生産管理と品質管理の豊富な知識と経験を生かし、お客様の業務と本ソリューションの適合分析 (Fit & Gap分析) を行います。
    • ・お客様の業務を整理し、要件を洗い出して、業務要件−機能間の適合部分 (Fit) とかい離部分 (Gap) を明らかにします。
    • ・Gapに対してはアドオンカスタマイズや運用見直しなどの対応策を検討し、お客様の環境に最適なソリューションとなるようご提案いたします。
  • STEP2
    要件定義

    • ・お客様のご要望を伺いながら、必要な機能をまとめ、システム全体像のイメージや開発の骨組みを決定します。
    • ・適合分析で見つかった “Gap” の解消に向けて、アドオン機能の開発方針策定や、新業務フローの策定などを行います。
  • STEP3
    設計

    • ・要件定義の内容に沿って設計を行います。
    • ・マスタ設定基準の作成、実機デモ、アドオン機能の仕様の確定などを行います。
  • STEP4
    開発

    • ・設計をもとにアドオン開発を行います。出荷前にはアドオンプログラムを含めたシステム全体のテストを実施します。
    • ・またお客様側でのマスタ構築や移行計画策定など、本番稼働に向けた準備をサポートいたします。
  • STEP5
    リリース

    • ・本番稼働のサポートや、リリース後の運用保守の支援をいたします。

導入方法、価格などお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

  • * 本製品を輸出等される場合には、外国為替及び外国貿易法の規則ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。
    なお、ご不明な場合は、当社担当営業にお問い合わせください。