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モデルベース開発支援ソリューション

モデルベース開発や開発効率化について「お困り」ではありませんか?

• 検証で複雑な工程が多く、工数がかかっている
• 技術者不足で困っている
• ハンドコードをモデルで作成したいけど、学習コストがかかりそう


お客様の環境に合わせて、シミュレーター開発や検証環境の構築に伴う自動化、効率化を支援します。

トピックス

2024年9月4日
【お知らせ】モデルベース開発支援ソリューションに2つの新規サービスメニューを追加し2024年9月から提供開始NEW:最新
デジタルツイン構築支援を追加しました。
CI/CD(自動化)導入支援を追加しました。
開発事例を更新しました。
2021年1月
ホームページ新規公開
本ページを新規公開しました。

概要

当社は、2012年から継続して、自動車OEMや、産業機械向けに、モデルベース開発支援ソリューションを提供しております。現在まで、エンジン制御、HEV*1、変速機、ADAS*2、ステアリングなど各種制御機器の開発経験があります。制御設計〜評価、解析まで、モデルベース開発をトータルにご支援するだけでなく、お客様の環境に合わせて、デジタルツインやCI/CDによる開発環境構築や検証環境を構築を支援し、自動化、効率化を図ります。

モデルベース開発支援ソリューション概要の図

*1 HEV:Hybrid Electric Vehicle
*2 ADAS:Advanced Driver-Assistance Systems(先進運転支援システム)
*3 CI:Continuous Integration (継続的インテグレーション)/CD:Continuous Deliver (継続的デリバリー)

特長

特長1の図

1. 効率的なモデルベース開発

  • これまでの実践経験を生かした環境構築により、
    シミュレーション適用の短期間化、高品質化を実現します。

  • お客様の状況に応じたCI/CDを適用にすることにより、
    より効率的な開発を支援します。

特長2の図

2. 実績のある開発

  • OEM、Tier1 10社
  • 実績10年、対応可能な社員数50名

特長3の図

3. 豊富なツール経験

サービスメニュー

項番 分類 サービス名称 概要
1 モデルベース開発支援
コンサルティング
モデル開発 ・ 仕様書からモデル開発
2 ・既存ソースコードからモデル開発
3 デジタルツイン構築支援
(シミュレーター開発支援)
・モデル設計、機能検証に対してシミュレーター開発導入のコンサルティング
4 ・シミュレーター開発の支援(MILS検証)
5 CI/CD(自動化)導入支援
(モデルベース開発自動化ソリューション)
・モデルベース開発での工程を自動化コンサルティング
6 ・モデルベース開発におけるCI/CD導入支援
7 モデルリバースエンジニアリング ・既存のモデルから設計書作成
8 モデルベース
開発サービス
詳細設計(モデル実装) ・モデル設計書の作成
・MATLAB/Simulink、TargetLinkを用いたモデル実装
9 コード生成モデル開発、Cコード生成 ・オートコード設定
・モデルのCコード化
10 単体検証 ・モデルとCコードのなど等価性検証
・Cコードとオブジェクトのなど等価性検証
11 HILS検証 ・HILS環境構築支援

開発ツール実績

以下は当社で実績のある開発ツールになります。

当社で実績のあるモデルベース開発ツール

No. ツールベンダー 保有ツール 数量*1 備考
1 The MathWorks, Inc.
MATLAB/Simulink/Simscapeなど 無制限 各種ToolBox利用可能(全99種)
2 dSPACE GmbH
TargetLink(AUTOSARモジュール) 8 量子化モデル開発、自動コード生成
3 BTC Japan株式会社
EmbeddedPlatform 2 モデル検証、Back to Backテスト
4 ガイオ・テクノロジー株式会社
winAMS 17 Back to Backテスト(オブジェクト)
5 EnSoft Corp. SimDiFF 3 モデル差分比較

*1 数量:ライセンス保有数

デジタルツイン構築支援NEW:最新

背景
  • 脱炭素社会に向けた電動化により、インバーター・モーター制御の
    開発が増加。
  • 試作レス開発をめざし、MATLAB/Simulinkを利用したモデルベース開発を導入したい、または導入したが開発工数がかかるケースが増加。
課題
  • インバーター・モーター制御のシミュレーター開発では、物理システムを理解したエンジニアが少なく不具合原因の解析ができない、原因の切り分けと不具合再現が難しく時間がかかる。
  • シミュレーターを使って、早い段階で使用する部品を選定したりハードウェアを破壊するような異常(短絡など)の検証を行いたいなどの要望がある。

当社では、インバーター・モーター開発における、モデルベース開発のエキスパートエンジニアの育成と継続的な強化として、開発事例や経験をナレッジデータベース化し、エンジニア間で共有、ツールベンダーとのパートナーシップを生かした最新情報の共有を行っています。お客様の製品開発に応じて、部分的または、総合的支援によるデジタルツイン構築のコンサルから、エンジニアリングまでを"MATLAB/Simulinkを駆使してシミュレーターを構築できるエンジニア"と"インバーター・モーターの物理システムを理解しているエキスパート“が経験を生かし、お客様に寄り添い、状況に応じたデジタルツイン環境の構築を支援します。


デジタルツイン構築支援の概略図

デジタルツイン (インバーター・モーターシミュレーター) を導入すると

  1. 物理システムに詳しいエンジニアと連携して不具合原因を解析
    (原因が制御ソフトなのか、ハードなのかを切り分けします)
  2. 実機が開発中で手元にない状況でも検証可能
  3. ハードウェアを破壊するような異常系(短絡など)も検証可能
  4. 既存の制御ソフト資産から、シミュレーターを構築

CI/CD(自動化)導入支援NEW:最新

背景
  • モデルベース開発の検証工程は、等価性検証(Back to Backテスト)などのモデルベース開発特有の工程があり、その工程の理解およびツールの選定や、操作の習得などにノウハウが必要、立ち上げコストや期間、導入後の開発効率が大きく変わる。
課題
  • 特に単体検証工程では、手作業のミスによる手戻りが多いなどの課題がある。
  • 導入にあたり最適なツールが分からないといった課題や、開発ツールが高価で導入に進まないケースがある。

当社では、ケースに応じた自動化環境をナレッジベース化し、最適な環境構築を支援可能です。各ツールの機能・性能の把握と最適なツールの選定、ツールベンダーとのパートナーシップを生かした最新情報の共有をエンジニア間で行い、お客様の製品開発に応じた検証工程の自動化を支援します。
また、当社にてツールを保有することで、お客様がライセンス購入せずに利用できるサービスも取り揃えています。


CI/CD(自動化)導入支援の概略図

CI/CD構築支援サービスをご利用いただくと

  1. 経験豊富なエンジニアが、モデルベース開発の検証工程の手動タスクを最小化
  2. さまざまなツールの組み合わせに対応した自動化環境を構築
      例1) Embedded Coder + Simulink TEST + WinAMS
      例2) Target Link + Embedded Platform + WinAMS

開発事例

当社の開発事例を下記に紹介します。

① インバーター・モーター制御におけるデジタルツイン構築

概要:

インバーターの電流波形に歪みがある問題があったが、その原因が不明であった。当社支援によりシミュレーターを構築し、エキスパートと連携した対応することにより原因究明・対策検討を実施した。

課題:

  1. 実機環境がないため、実機での検証ができない問題があった。
  2. インバーター・モーターのノウハウが少なく、原因解析ができない問題があった。
  3. 実機では、さまざまなパターンで検証ができない問題があった。

当社対応(解決策):

  1. 制御ソフトと物理モデルによりシミュレーターを構築することで、実機レスで原因究明ができる環境を構築した。
  2. 当社インバータ・モーターのエキスパートと連携した対応することにより、原因究明・対策検討を行った。
  3. シミュレーターでさまざまなパターンで検証を実施することで、潜在不具合の検出を行った。

インバーター・モーター制御におけるデジタルツイン構築事例の図

②モデルベース開発におけるCI/CD(自動化)導入

概要:

コード生成、テストパタン作成、等価性検証(Back to Backテスト)、検証結果の作成の一連の作業を自動化することにより、工数を約35%*1削減できた。

課題:

  1. 単体検証工程の作業手順が明確になっていない問題があった。
  2. 単体検証に使用するツールによって、入力情報(テストベクタ、各種設定情報)の調整・変換が必要であった。
  3. 自動化管理ツールJenkinsの導入に敷居が高いとの問題があった。

当社対応(解決策):

  1. 単体検証工程の作業手順を整理して手順書(マニュアル化)を行った。
  2. 単体検証に使用するツールに対して、自動で入力情報の調整・変換を行った。
  3. 自動化管理ツールをJenkins以外のツール(PowerShell)にて対応を行った。

モデルベース開発におけるCI/CD(自動化)導入事例の図

*1: 今回の事例おける工数削減化度合。工数削減化度合は条件、状況により変わります。

リーフレット

リーフレットダウンロード リーフレットダウンロード

モデルベース開発支援ソリューションリーフレット

  • (PDF形式、1.13 MB) [2024/8更新]

デジタルエンジニアリングリーフレット

  • (PDF形式、2.23 MB) [2024/8更新]

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