当社では、Linux PFを利用したお客さまが、直面した問題発生現場での“火消し”を数多く対応してきました。この“火事が起きた消化作業”で経験したノウハウを下流設計だけではなく、“火事を未然に防ぐ”ための上流設計までのトータルサポートをいたします。
近年、Linuxを採用した開発が数多く行われております。事例で紹介した通り、Linux PFを採用した開発では、『Linuxアーキテクチャの理解不足・利用方法の理解不足』による下流設計での問題や手戻りが数多く発生している状況です。問題や手戻りなど無駄なコストを削減するためには、上流設計でのシステムアーキテクチャ設計や、自身でのスキルアップのための活動が必要になります。
当社では、このような問題を打破すべく、以下のコンセプトでのサービスを提供しようと考えています。
開発フェーズ | 対応メニュー | 対応概要 |
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企画・要求 仕様分析 | アーキテクチャ設計 サポート | 製品仕様に合わせたSoC及び周辺H/W選定、OS選定など 製品アーキテクチャのコンサルティング支援し、要件/課題の整理および解決方針検討 |
実現性検証サポート | リファレンスボードの開発・立ち上げと製品要件の実装方式設計・検証 | |
開発・設計 | OS移植 | リファレンスボード⇒製品ボードへの移植開発 ブートローダ開発及び、基本ハードウェア部分の開発支援(CPU、DDR、PMICなど基本ハードウェア対応) |
技術支援サービス | 高速起動対応/性能要件対応/機能実装方式/カーネルバージョンアップ対応の検討 | |
エンジニアリング サービス | 製品仕様に合わせたデバイスドライバ、ミドルウェア、アプリケーションの開発 | |
開発支援 | 性能改善支援 | 起動時間性能/グラフィックス性能/アプリケーション動作性能要件の改善 |
障害調査支援 | 障害情報採取機能の移植・解析環境構築と各種カーネル障害/ドライバ障害/アプリケーション障害の解析支援 | |
開発環境導入支援 | ハードウェア/ソフトウェア開発に必要な開発環境・SI環境の導入支援 |
フェーズ | 対応 | 対応概要 |
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PJ開発 開始時の場合 | OSS利用にあたっての勘所やガイドラインを提供 | 当社が独自調査した内容を纏めたガイドラインの提供 |
人材育成 | 導入教育 | OSS活用にあたって、OSSをディストリビューションするための導入教育 |