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  • 「AUTOSAR」導入支援
  • ECU/AP開発支援
  • 「PREEvision」活用

「AUTOSAR」の戦略的導入からプロセス改善までトータルサポート

「AUTOSAR」ソリューション

日立産業制御ソリューションズは、「AUTOSAR」導入からAUTOSAR CP/AP ECU開発 、仮想ECU環境構築、プロセス改善まで、
SDV時代に求められるソフトウェア開発をワンストップで支援します。

【日立産業制御ソリューションズの強み】
OEMとサプライヤーをつなぐ「ティア0.5」として仕様調整・ARXML連携を推進。
Vector社認定資格を持つスペシャリストが伴走し、成功へ導きます。

まずはご相談

Market Trends & 「AUTOSAR」SDV時代の構造転換と「AUTOSAR」の役割

自動車の競争軸は「ハード」から「ソフト」へ。
継続的な機能拡張を前提とした「SDV」への対応が急務となる中、
これまでの「個別最適」から、アーキテクチャー主導の「全体最適」への転換が求められています。

従来の開発(個別最適)

ハードウェアに依存したECU開発。ソフトウェア資産の再利用が難しく、開発規模の増大に伴い検証コストが膨張する。

これからの開発(全体最適・標準化)

ハードとソフトを分離し、ソフトウェアを部品化。OTAと仮想環境による検証の高速化を実現する。


「AUTOSAR」とは?

「AUTOSAR」(AUTomotive Open System ARchitecture)は、自動車向けソフトウェアの標準化を目的とした国際標準です。SDV時代の車載ソフトウェア開発を支える共通基盤として広く採用されており、共通アーキテクチャやデータ形式(「ARXML」)により、OEMとサプライヤー間の効率的な協調開発を実現します。

・Classic Platform(CP):エンジンやブレーキなど、安全性やリアルタイム性が求められる制御系ECU向け
・Adaptive Platform(AP):自動運転やインフォテインメントなど、高度な演算処理やOTA更新が求められるシステム向け

また、「ARXML」による設計情報の標準化により、組織やツールをまたいだ開発効率向上と再利用促進に貢献します。

Issues & Future「AUTOSAR」導入・開発の課題とお客様の将来像

「AUTOSAR」の導入・開発で、こんなお悩みはありませんか?

「AUTOSAR」の導入には、学習コストやパラダイムシフトが求められます。
日立産業制御ソリューションズのスペシャリストが、お客様の状況に適した支援を提供します。


「AUTOSAR」導入・開発の課題

お客様の将来像(日立産業制御ソリューションズの支援)

「何から着手したらよいか分からない」
「AUTOSAR」 ECU開発をしたいが、何から着手したらよいかわからない。

「AUTOSAR」 有資格エンジニアがプロジェクト初期から伴走
「AUTOSAR」開発のスペシャリストが構想設計、要求分析から製品開発・評価まで、お客様に適したソリューション・サービスを提供します。

「開発効率が上がらない」
「AUTOSAR」のプロセスやツールが分からず、継続的な開発効率化が難しい。

最適なプロセスとツールの導入
「AUTOSAR」の有資格者が課題を共有し、技術的な支援や最適なプロセスやツールの導入と継続的な開発効率化を支援します。

「車両システムの全体像が見えない」
E/Eアーキテクチャーに関する情報が個別に管理されており、車両システムの全体像が見えない。

「PREEvision」 による E/E アーキテクチャー情報の一元管理
エクセルや別々のツールで設計・管理している情報を「PREEvision」に統合してお客様が継続して管理・運用を行えるように支援します。

「開発前に事前検証を行いたい」
実際のハードウェア(ECU)が完成するのを待たずに、ソフトウェアの検証を前倒しで行いたい。

仮想 ECU 環境による迅速なシミュレーション検証
「PREEvision」で作成したARXMLを用いた仮想ECU環境の構築を支援します。

Our 「AUTOSAR」 Solution日立産業制御ソリューションズの「AUTOSARソリューション」

日立産業制御ソリューションズは、「AUTOSAR」がめざすビジョンの実現に向け、
「AUTOSAR」 ECU開発の経験・ノウハウと「PREEvision」を活用したE/Eアーキテクチャ設計を強みとしています。
「AUTOSAR」 Methodology(E/Eアーキテクチャ設計とECU開発をつなぐ標準化された開発プロセス)にもとづき、
システム設計からSW-C開発、仕様調整までを一貫して支援することで、「面」での導入アプローチを提供します。

【「AUTOSAR」のビジョン】

"AUTOSAR will be the global established standard for software and methodology enabling open E/E system architectures for future intelligent mobility supporting high levels of dependability, especially safety and security."

出典:「AUTOSAR」 公式Webサイト

「AUTOSAR」のVision(ビジョン)は、単に「ECUソフトウェアを標準化する」ことではなく、
「将来のインテリジェントモビリティに向けて、オープンなE/Eアーキテクチャを実現し、車載ソフトウェアの複雑性を管理すること」


「AUTOSAR」 Methodology を用いた「面」での導入アプローチ

「AUTOSAR」の価値は、ECU単体への導入ではなく、E/Eアーキテクチャ全体で活用することにあります。
「AUTOSAR」 Methodologyにもとづき、OEM主導で車両全体を設計し、
OEM・Tier1間をARXMLでつなぐことで、アーキテクチャ全体、すなわち「面」での導入アプローチへ転換します。

【現状の課題】

OEMから「文章化された要求仕様書」や「Excel仕様書」を渡し、Tier1に「AUTOSAR」(BSW)の導入を一任。
→ ECU単体の個別最適に留まり、SDV化のメリット(再利用・OTA・仮想開発)が得られない。

【これからの開発】

【OEM】
アーキテクチャー設計の主導

車両全体の機能を「SW-C」として定義し、ECU配置と通信をシステム視点で整理する。

連携
ARXML
(ECU Extract)
?
【Tier1(サプライヤー)】
システム接続を前提とした実装

文章化された要求仕様書ではなく「ARXML」を受け取り、要求に従ってシステム全体との連携を意識したSW-C開発を行う。

日立産業制御ソリューションズの役割

これからのシステム設計への移行に向け、「PREEvision」やARXMLを活用。
OEMとTier1の「橋渡し役」として、SDV時代の協調開発を支援します。


「AUTOSAR」 戦略的導入に向けた日立産業制御ソリューションズの「4つの要諦」

SDV実現の最短距離

SDV要件が組み込まれた「AUTOSAR」の活用が、SDV対応への最短ルートです。

「点」ではなく「面」で導入

アーキテクチャー全体としての導入で、標準化のメリットを最大化します。

初期投資を長期で回収

ソフトウェアの部品化・再利用により、長期的な効率向上を見込みます。

ARXMLが協調開発の鍵

OEMとサプライヤー間の情報共有をARXMLで支え、協調開発を実現します。

日立産業制御ソリューションズの特長・強み

「ティア0.5」として要求ギャップを調整

OEMとサプライヤー間の中間マネジメントとして機能し、仕様の不整合や手戻りを防ぎます。

Vector社認定資格保有者による伴走

「CEP」などの認定資格を持つスペシャリストが、実践的なトレーニングやコンサルティングを提供します。

CPからAPまで統合的な支援

安定性が求められるCPから、高度な演算が求められるAPまで、双方を理解した支援を提供します。

「PREEvision」と仮想ECU環境の活用

「PREEvision」を用いた設計の一元化と、仮想ECU・MBDを活用したシミュレーションで検証を高速化します。

Our Serviceソリューションメニュー

日立産業制御ソリューションズのソリューションは、単なるツール導入にとどまらず、
SDV時代を見据えた開発基盤の構築から、OEM・サプライヤー間のマネジメントまでをトータルに支援します。

日立産業制御ソリューションズが提供する5つのサービス価値

  • AUTOSAR Classic / Adaptive 双方を理解した統合的な技術支援
  • モデルベース・仮想ECUなど SDV時代の開発インフラ構築支援
  • OEM ⇔サプライヤー間の要求ギャップを埋める調整・設計レビュー
  • ティア0.5としての中間マネジメント機能
    (要求整理、仕様作成、検証支援)
  • 認定技術者によるトレーニングやコンサルティング提供

「AUTOSAR」 システム設計 ソリューション

国内初の「PREEvision」を中核とするシステム設計ソリューションです。分散管理されていた情報を「PREEvision」に統合し、仮想ECU環境の構築などを支援します。

導入支援
  • 各プロセスの成果物定義
  • ツール導入コンサルティング
  • ツールベンダー連携
  • A-SPICE対応
開発支援
評価支援
  • システムシミュレーション
  • 仮想ECUシミュレーション

AUTOSAR Adaptive Platform (AP) ソリューション

Ethernet、SOME/IP、OTAなどSDVに必須の技術習得をサポートし、高性能SoC向けのAdaptiveアプリ開発を支援します。

導入支援
  • 実現性確認
  • SoC選定支援
  • 開発環境構築
  • ツールベンダー連携
開発支援
  • 試作開発・性能評価
  • マニフェスト作成
  • Adaptiveアプリ設計・開発
  • 基礎教育
評価支援
  • 性能評価環境構築
  • QEMUによる仮想環境構築

AUTOSAR Classic Platform (CP) ソリューション

安定性・量産性を重視した組込み制御向け基盤構築をサポートします。BSW/ASW開発から機能安全対応まで幅広く対応します。

導入支援
  • 構想設計・要求分析
  • 開発環境・基本設計
  • ソフトウェアアーキテクチャー設計
  • ツールベンダー連携
  • A-SPICE/機能安全対応
開発支援
  • BSW / ASW / FBL設計・開発
  • 「AUTOSAR」教育
  • 「AUTOSAR」テクニカルサポート
  • 仕様調整
評価支援
  • 評価ツール提案
  • テストケース作成
  • パフォーマンス測定
  • 自動評価・仮想環境構築
  • MILS/HILS検証環境構築
MENU

ご支援メニュー例

  • 導入支援
  • ARXML作成
    エンジニアリングサービス
  • 「AUTOSAR」システム検証用
    仮想ECU環境構築サービス

導入支援

「AUTOSAR」開発の新規参入時や、手戻りなどの課題を抱えるお客様向けに「導入支援」を提供します。日立産業制御ソリューションズのソリューションはA-SPICEのソフトウェアエンジニアリングプロセス(SWE)を取り入れ、準拠したフォーマットで設計資料を作成します。

A-SPICE SWE導入のメリット

  • 各プロセスの作業内容をしっかり定義
  • 各プロセスのインプット・アウトプットが明確化
  • 責任範囲の明確化により分業が容易に

これまでの経験から、問題の多くは「SWE.1」「SWE.2」工程に起因することが分かっています。本支援では、開発初期段階でボトルネックや先行作業を抽出し対策を織り込むことで、これら初期工程を強固にし、手戻りを極小化します。

AUTOSAR導入支援対応範囲

図. 「AUTOSAR」導入支援対応範囲

AUTOSAR導入支援作業フロー

図. 「AUTOSAR」導入支援作業フロー

ARXML作成エンジニアリングサービス

国内初の「PREEvision」などツールチェーン導入実績を生かし、「AUTOSAR」 Methodologyに準拠したARXMLを作成します。ツールの活用により設計品質と開発効率を向上させ、信頼性の高い成果物を提供します。

車載ソフトの標準化基盤である「AUTOSAR」において、完成車メーカー(OEM)が作成したARXMLをサプライヤーと共有することで、システム整合性の確保、要求仕様の明確化、ツールへのスムーズなインポートなど、協調開発における両者の課題解決を支援します。

ARXML作成エンジニアリングサービスの全体フロー

図 「PREEvision」を活用したARXML作成エンジニアリングサービスの全体フローと連携イメージ

「AUTOSAR」システム検証用仮想ECU環境構築サービス

日立産業制御ソリューションズが推奨する「AUTOSAR」 Methodology(「AUTOSAR」開発手法)に準拠した「AUTOSAR」システム設計プロセスと、仮想ECU環境を活用した検証環境や開発ツールチェーンの構築を支援します。

AUTOSARシステム設計プロセスと開発ツールチェーン

図. 「AUTOSAR」 Methodologyに準拠した「AUTOSAR」システム設計プロセスと開発ツールチェーン

Case Studies & Track Record対応事例・開発実績

「AUTOSAR」導入・開発の対応事例

導入支援
「AUTOSAR」 導入支援

@ 「AUTOSAR」未経験からの立ち上げをリード。短期間での要求分析・仕様調整を実現

要求分析仕様調整コンフィグレーション
日立産業制御ソリューションズのエンジニアがリードして要求分析を短期間で確実にまとめ上げプロジェクトを成功に導きました

経験豊富な日立産業制御ソリューションズのエンジニアがリードし、OEMやツールベンダーに積極的に働きかけて課題を早期解決。短期間で要求分析を完了させました。

課題と具体的な解決策
  • 【課題】 要求分析 仕様調整 コンフィグレーション
    ・「AUTOSAR」開発の経験がなく、顧客要求仕様を「AUTOSAR」でどのように実現すればよいのかわからない。
    【解決策】
    ・OEMとのQ&Aや対面でのWorkshopを通じた、「AUTOSAR」観点での仕様調整
    ・ツールで実現困難な仕様について、ツールベンダーと協力したOEMとの調整
    ・OEM、Tier1、ツールベンダーの3社による要求仕様の確認およびコンフィグレーションのレビュー
解決策の図解
開発支援
「AUTOSAR」 開発支援

A 設計コンセプト策定から海外BP連携まで。マルチベンダー体制での開発をテクニカルサポート

ソフトウェア設計テクニカルサポート海外BP活用
日立産業制御ソリューションズが設計コンセプトや全体アーキテクチャーを作成、ソフトウェア開発のテクニカルサポートを行い、工数低減、品質向上を実現

マルチベンダー体制や海外BPを活用した開発において、テクニカルサポートを含む統合的な支援を実施しました。

課題・ご要望と具体的な解決策
  • 【課題・ご要望】 ソフトウェア設計 テクニカルサポート
    ・要求分析とソフトウェア設計を日立産業制御ソリューションズに依頼し、ソフトウェア開発は他社に任せたい。
    ・これまでに取り引きのあるソフトウェア開発会社を継続して使用したい。
    【解決策】
    ・マルチベンダー開発の推進:日立産業制御ソリューションズでソフトウェア設計を担い、開発は他社、評価はお客様が実施する体制を構築
    ・既存パートナーとの協調:大規模開発において、お客様が既存取り引きのあるソフトウェア会社と協力したリソース確保と開発推進
    ・技術サポート・引き継ぎ:「AUTOSAR」開発経験が少ない開発会社へのテクニカルサポートと、次期モデル開発の引き継ぎ支援
  • 【課題・ご要望】 海外BP活用
    ・海外BP(海外のパートナー会社)を活用して開発コストを削減したい。
    【解決策】
    ・海外BP(パートナー)連携:英語での設計資料作成、開発レビュー、成果物チェックによる開発コスト削減の支援
解決策の図解
評価支援
「AUTOSAR」 評価支援

B 最適なテストツール選定と自動テスト環境構築で、複雑な評価プロセスを効率化

テストケース作成自動テストツール活用
製品として重要な機能のテストケース作成をサポート
バス通信やUDSコマンドなどの単純なテストはツールを活用して効率化をサポート

「AUTOSAR」ツールへインポートする診断定義ファイルやネットワーク定義ファイルを利用し、自動テストが可能な最適なツールを提案・導入することで評価プロセスを効率化しました。

課題・ご要望と具体的な解決策
  • 【課題・ご要望】 テストケース作成 自動テスト ツール活用
    ・「AUTOSAR」開発に適したテストツールの提案をしてほしい。
    【解決策】
    ・お客様の環境・ご要望に最適なテストツールの選定・提案
No. ツール名称 ツール概要
1CANalyzer (Vector Informatik GmbH.)ネットワークおよび分散システム用テスト
2CANoe (Vector Informatik GmbH.)ネットワークおよびECUのシミュレーションとテスト
3CANoe.DiVa (Vector Informatik GmbH.)ECUの診断通信機能を自動評価
4TA Tool Suite (Vector Informatik GmbH.)「AUTOSAR」マルチコアECUのタイミング挙動を評価
5vVIRTUALtarget (Vector Informatik GmbH.)仮想「AUTOSAR」 ECUの構築と評価
6VectorCAST (Vector Informatik GmbH.)単体テスト、構造コードカバレッジデータの収集
AUTOSAR AP
AUTOSAR AP

C OS/SoC選定からパフォーマンス検証まで。AUTOSAR APの最適な開発プロセスと環境を構築

開発プロセス定義OS・SoC選定「PREEvision」パフォーマンス検証
さまざまなOS,SoC,コンフィグレーションツールのPoC実績
開発支援ツールの導入で設計・開発の効率化を支援

お客様の状況や選定要件に合わせ、AUTOSAR AP導入からパフォーマンス検証までの最適な開発プロセスと環境を構築しました。

課題・ご要望と具体的な解決策
  • 【課題・ご要望】 開発プロセス定義
    ・AUTOSAR APの開発プロセスと、各プロセスでのアクティビティ・成果物を明確にしたい。
    【解決策】
    ・開発プロセスの定義:日立産業制御ソリューションズ独自の基準で、各プロセスのアクティビティと成果物を明確化
  • 【課題・ご要望】 OS・SoC選定
    ・AUTOSAR APを導入したいが、最適なOSとSoCの選定からサポートしてほしい。
    【解決策】
    ・OS・SoC選定サポート:過去のPoC実績にもとづく最適なOSおよびSoCの選定支援
  • 【課題・ご要望】 「PREEvision」
    ・複数のコンフィグレーションツールの候補があるため、ツールに依存せず開発を開始し、将来の設計資産流用を可能にしたい。
    【解決策】
    ・ツール非依存の開発基盤:「PREEvision」を用いたARXML作成による外部設計を行い、複数ベンダーのコンフィグレーションツールに対応可能な資産流用性を実証
  • 【課題・ご要望】 パフォーマンス検証
    ・AUTOSAR AP開発における最大の課題とその対策を知りたい。
    【解決策】
    ・継続的なパフォーマンス検証:AP開発最大の課題であるパフォーマンスに対し、指標と測定方法を定義。定期的なモニタリングによるリファクタリングと早期問題解決を実施
解決策の図解
設計・検証
システム設計・検証

D 「PREEvision」による設計情報の一元化と、仮想ECU環境を用いたシミュレーション検証

「PREEvision」ARXML作成仮想ECU検証
「PREEvision」でSDV向けの「AUTOSAR」システムのモデリングとARXMLを作成
仮想ECU上で作成したシステムの検証を実施

「PREEvision」を活用し、分散していた設計情報の統合管理と可視化、さらに仮想環境を用いたシミュレーション検証環境を構築しました。

課題・ご要望と具体的な解決策
  • 【課題・ご要望】 「PREEvision」
    ・複数の車載バス情報を一元管理したい。
    ・複数のECU間のバスシグナルのInput/Outputを視覚化したい。
    【解決策】
    ・情報の統合管理と可視化:複数の車載バス情報を「PREEvision」で統合管理し、ECU・SWC定義を通じてバスシグナルのInput/Outputを視覚化
  • 【課題・ご要望】 ARXML作成
    ・「PREEvision」で作成したARXMLを「AUTOSAR」コンフィグレーションツールにインポートし、開発工数を削減したい。
    【解決策】
    ・ARXML連携による工数削減:「PREEvision」で作成したARXMLを「AUTOSAR」コンフィグレーションツールに反映させるフローを実証
  • 【課題・ご要望】 仮想ECU検証
    ・仮想環境を用いてシステムの動作確認を行いたい。
    【解決策】
    ・仮想検証環境の構築:vVIRTUALtarget(仮想CP)、SIL Kitで接続された仮想AP、CANoe(ノードシミュレーション)を組み合わせた高度なシステム動作確認環境を構築
解決策の図解1

SWC: Software Component(ソフトウェアコンポーネント)の略、「AUTOSAR」における基本的なソフトウェアの構成単位

解決策の図解2

50年のエッジ開発技術力と、550社以上の豊富な開発支援実績

日立産業制御ソリューションズは、自動車関連50社以上、産業・医療・公共など500社以上のお客様に対し、
ミッションクリティカルな組込み制御・エッジ開発を提供してきた実績があります。

「AUTOSAR」対応領域 ボディ系、パワートレイン系、シャシー系、ADAS・自動運転系、インフォテインメント(IVI)系 など
機能安全規格対応 ISO 26262(ASIL-A 〜 ASIL-D)、IEC 61508 などの対応実績多数
プラットフォーム AUTOSAR Classic Platform (CP) および Adaptive Platform (AP) の量産開発
通信プロトコル CAN, CAN FD, LIN, Ethernet (SOME/IP, DoIP) など

「AUTOSAR」 ECU開発実績

日立産業制御ソリューションズの「AUTOSAR」 ECU開発実績をご紹介します。

凡例 ●:開発実績あり

対象ECU 日立産業制御ソリューションズ作業 ECU情報
構想設計 要求分析 開発計画 基本設計 BSW開発 ASW開発 FBL開発 CPUコア数 最小処理周期 ASIL 対応バス OBD OTA HSM
エンジン制御 *- 11msQMCAN--
インバータ制御(BEV) * 3100μsASIL-DFlexRay
CAN
-
インバータ制御(PHEV) * 3100μsASIL-DFlexRay
CAN
4WD制御 --- 11msQMCAN-
ディスプレイ制御 *- 11msASIL-BCAN
CAN FD
-
AD/ADAS ---- 61msASIL-DCAN
ETH
---

AUTOSAR AP PoC実績

AUTOSAR APのPoC実績をご紹介します。

No. 対応項目 SoC / OS
1 AUTOSAR AP開発プロセス構築 R-Car S4 (Renesas) / QNX (Blackberry)
2 AUTOSAR AP実装・開発支援 R-Car S4 (Renesas) / QNX (Blackberry)
3 AUTOSAR AP性能評価 TD4VM (TI) / QNX (Blackberry)
TD4VM (TI) / INTEGRITY (Green Hills Software)
R-Car H3 (Renesas) / QNX (Blackberry)
R-Car H3 (Renesas) / INTEGRITY (Green Hills Software)
R-Car S4 (Renesas) / QNX (Blackberry)

「AUTOSAR」 評価支援ツール 導入実績

「AUTOSAR」 評価支援ツール 導入実績をご紹介します。

No ツール名 概要
1CANalyzer (Vector Informatik GmbH.)ネットワークおよび分散システム用テスト
2CANoe (Vector Informatik GmbH.)ネットワークおよびECUのシミュレーションとテスト
3CANoe.DiVa (Vector Informatik GmbH.)ECUの診断通信機能を自動評価
4TA Tool Suite (Vector Informatik GmbH.)「AUTOSAR」マルチコアECUのタイミング挙動を評価
5vVIRTUALtarget (Vector Informatik GmbH.)仮想「AUTOSAR」 ECUの構築と評価
6VectorCAST (Vector Informatik GmbH.)単体テスト、構造コードカバレッジデータの収集
7CANdelaStudio (Vector Informatik GmbH.)車両の診断通信仕様データベース(CDD/DEXT/ODX-D)の作成
8Indigo (Vector Informatik GmbH.)車両診断ツール
9vFlash (Vector Informatik GmbH.)車両ECUフラッシング
10vTESTstudio (Vector Informatik GmbH.)自動テスト
11CANape (Vector Informatik GmbH.)キャリブレーション、ログ解析

Certificationsパートナーシップ認証・資格情報

日立産業制御ソリューションズは、独自の技術と専門知識で他社をリードする
Vector社の認定資格取得企業です。

Vector社のパートナーシップ認定プログラム『CEEP』『CEP』『CEA』を取得

CEEP CEP CEA
  • ・CEEP:Vector Certified Embedded Engineering Partner
  • ・CEP :Vector Certified Embedded Professional
  • ・CEA :Vector Certified Embedded Associate

『CEEP』の認証を受けられるのは『CEP』の資格取得者が2名以上在籍する会社です。『CEP』はVector社のトレーニングや認定試験を通してAUTOSAR Classicの高いスキルを習得する認定プログラムです。
日立産業制御ソリューションズでは3名の社員が『CEP』を取得し(2025年2月)、お客様にMICROSARの全般的なテクニカルサポートを提供しています。

今後も資格取得者を増やし、多くのお客様へエキスパートによるテクニカルサポートを提供していきます。また、CEPのメンバーシッププログラムのワークショップやオンラインセッションを通じてVector社のエキスパートやほかのCEP取得者と最新のトピックや課題の共有を行い、日立産業制御ソリューションズの「AUTOSAR」ソリューションの価値を高めていきます。

Vector社が提供する「PREEvision」の高度なコンフィギュレーションスキルを認定する資格『CAE-C』を取得

Certified 「PREEvision」 Configurator (CAE-C)

「Certified 「PREEvision」 Configurator」とは、Vector社が提供する「PREEvision」の設定・カスタマイズに関する専門的な知識とスキルを持つことを証明する資格です。
日立産業制御ソリューションズでは2名の社員が『CAE-C』を取得しました。(2025年5月)

『CEP』と『CAE-C』のダブル取得は国内唯一の企業です。(2025年8月時点)

【以下のメリットを活かし、お客様をサポートします】

  • より高度な専門知識を活かして、プロジェクトを迅速かつ効率的に遂行。
  • Vector社の技術情報へのアクセスや、CAEコミュニティへの参加資格。
  • 認定者には拡張ライセンスが提供され、追加機能の利用が可能。

※「Vector」はVector Informatik GmbHの登録商標です。

国内初 Certified Embedded Associate AUTOSAR Adaptive(CEA.A)取得 NEW

CEA.A

『CEA.A』は、AUTOSAR Adaptive Platform(AP)の基礎知識と開発スキルを習得していることをVector社が公式に証明する認定資格です。
日立産業制御ソリューションズでは1名の社員が『CEA.A』を取得しました。(2025年12月)

『CEP』、『CAE-C』、『CEA.A』トリプル取得は国内唯一の企業です。(2026年1月時点)

FAQよくあるご質問

打ち合わせなどでお客様よりいただく「AUTOSAR」開発の一般的な質問についてお答えします。

「AUTOSAR」ツールでのコンフィグレーションを行うのに「AUTOSAR」の要求仕様を全部理解する必要がありますか?
すべて理解する必要はありません。また、ツールベンダーで対応していない「AUTOSAR」仕様もあります。日立産業制御ソリューションズでは経験のあるモジュールに関しては各モジュールのキーとなるコンフィグレーション項目や各コンフィグレーションの設定根拠をドキュメント化してありますが、要求仕様を確認し、実際に動作確認を行い、コンフィグレーションの微調整を行います。経験のない機能については不明点をツールベンダーに問い合わせを行い、必要であればツールベンダーにコーチングを依頼して一緒に問題解決を行うことを推奨しています。
OEM固有のAUTOSAR SP(ソフトウェアパッケージ)があると聞くのですが、通常のSPとどう違うのでしょうか?
各OEM独自のSPには各社特徴があります。ほとんどがOEM独自仕様に合わせてプレコンフィグレーションがされており、 OEM仕様にそぐわないコンフィグレーションを抑制するなどの対応がされている場合があります。また、SPの仕様によりBSWアーキテクチャーが決まってしまう場合があります。OEMによっては「AUTOSAR」に準拠して正しくソフトウェアが実装がされているかツールベンダーとのレビューで説明する必要があり、日立産業制御ソリューションズで対応した実績があります。日立産業制御ソリューションズでは多数のOEM独自のSPでの開発を行っておりますので対応方法のノウハウがあります。
多数の「AUTOSAR」プラットフォームがあるのですが、ツールベンダーの選定で悩んでいます。どのような観点で選定すればいいでしょうか?
日立産業制御ソリューションズでは過去に各ベンダーツールのベンチマークを実施した情報をもとにお客様に適したツールをご提案します。
また、お客様のツールベンダー選定やSP(ソフトウェアパッケージ)発注のヒアリングシート作成をサポートします。
開発途中で「AUTOSAR」プラットフォームの置き換え対応を行った実績がありますのでお客様の「AUTOSAR」プラットフォームの置き換えもサポートできます。
「AUTOSAR」開発で複数のVariantを一つのソフトウェアで実現したいのですが?
「AUTOSAR」ツールでは複数のコンフィグレーションを動的に切り替える機能があります。日立産業制御ソリューションズでは要求分析結果と「AUTOSAR」のコンフィグレーション項目をもとにVariant切り替えの設計を行った実績があります。
AUTOSAR CPとAPの用途はどのように違うのですか?
AUTOSAR CPは高い演算能力があまり求められず、高いリアルタイム性が求められる場合(主にパワートレイン系ECU)に使用します。AUTOSAR APは高い演算能力が求められ、高いリアルタイム性が求められない場合(主にインフォテイメント系ECU, ADAS系ECU, Gateway ECU)に使用します。日立産業制御ソリューションズでは、LinuxなどのPOSIXベースのOSでのインフォテイメント系ECU開発、AUTOSAR CPでのADAS系ECU開発の経験や実績があり、これらのノウハウを活かしてお客様のAUTOSAR AP ECU開発をサポートします。また、AUTOSAR APではサービス指向型通信が採用され、EthernetのようなSOME/IPプロトコルが必要となります。日立産業制御ソリューションズではサービス指向型通信を考慮したサービスインターフェイス設計、ソフトウェアアーキテクチャー設計などの外部設計もサポートします。
AUTOSAR CPとAPの設計コンセプト、開発手法は違うのですか?
AUTOSAR CPとAPでの一番大きなコンセプトの違いは処理実行スケジューリング形式です。AUTOSAR CPは固定されたスケジューリングのため、タスク設計は容易ですが、 AUTOSAR APでは動的なスケジューリングを考慮したタスク設計が必要です。
AUTOSAR APでは、使用するOSやスケジューリング方式によってソフトウェアの挙動が大きく変わるため、日立産業制御ソリューションズでのPoCで得られたノウハウをベースにしたタスク設計を行います。また、AUTOSAR APの特徴として、OTAによる頻繁なアプリケーションのアップグレードや不具合改修が挙げられます。日立産業制御ソリューションズではアジャイル開発プロセスの社内規定があり、AUTOSAR APでもアジャイル開発によるフレキシブルなソフトウェアリリースを行います。
AUTOSAR APとCPを一つのSoCに載せたいのですがAUTOSAR CPとAPはどのようにつながるのでしょうか?
AUTOSAR APとCPを連携させる方法はまだ明確な「AUTOSAR」規格としては確立されていません。日立産業制御ソリューションズではAUTOSAR APとCPを連携のフィジビリティスタディを行っており、お客様のシステム構成に応じてEthernet Busを介したSignal to Service (s2s)もしくはShared Memoryを介したプロセス間通信(IPC)を提案します。また、日立産業制御ソリューションズのAUTOSAR CPとAUTOSAR APのスペシャリストが協力して、AUTOSAR CPとAPの連携も含めたSoC全体のソフトウェアの開発を行います。
AUTOSAR CPの開発者がAUTOSAR APの開発に移行する場合にはどのようなトレーニングが必要でしょうか?
AUTOSAR APの開発にはC++、POSIX OS、SOA (Service Oriented Architecture)の知識が必須となります。日立産業制御ソリューションズではお客様のご要望に応じてAUTOSAR AP導入のためのAP開発基礎教育を行います。
システム情報を「PREEvision」で統合管理するメリットは何ですか?
「PREEvision」上でモデルベースのシステム情報を閲覧・編集できるため、派生モデルの開発工数を削減するなど、流用開発における効率化が期待できます。
SDV開発においてARXMLは重要ですか?
車載ネットワークがSOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)にもとづくSOME/IP(Scalable service-Oriented MiddlewarE over IP)で構成される場合、各ECU間の通信方法や、やり取りを行うデータをARXMLに定義する必要があります。
そのため、SOME/IPに対応するにはARXMLが必須となります。
作成したARXMLの検証はどのように行えますか?
システム全体のARXML(System Description)は、CANoeシミュレーションを用いて検証できます。
また、日立産業制御ソリューションズではMICROSAR CPとvTTを用いた仮想ECUの検証や、MICROSAR APの仮想ECUをCANoeやSIL Kitを使ってEthernetバスに接続する検証もサポート可能です。
「PREEvision」で作成したARXMLはどのように活用できますか?
SWCベースで要件を明確化し、ECUごとのARXML(ECU Description)を「AUTOSAR」コンフィグレーションツールにインポートすることで、ECU開発のプロジェクト環境を構築できます。また、ARXMLに記載されている情報は自動的にコンフィグレーションされます。
さらに、ARXMLを活用したテストスクリプトによる自動テストや、HILSなどのツールへインポートしてシステム検証の環境構築に利用可能です。

Topicsお知らせ

2026年9月8日
ホームページ全面リニューアル 本ページを全面リニューアルしました。
2026年1月19日
国内初 Certified Embedded Associate AUTOSAR Adaptive(CEA.A)取得 資格情報を更新しました。

【お知らせ】
国内初「AUTOSAR AP」に関する認定資格を取得「AUTOSAR」標準に準拠した次世代のSDV開発のワンストップ支援体制を確立
2025年9月17日
「AUTOSAR」 システム設計および ARXML作成エンジニアリングサービスを追加。 概要ソリューションメニュー対応事例「AUTOSAR」 評価支援ツール 導入実績資格情報よくあるご質問を更新しました。

【ニュースリリース】
日立産業制御ソリューションズが“ティア0.5”事業を新たに追加、SDV開発における「AUTOSAR」準拠を牽引
2024年12月25日
「AUTOSAR」「Associate Partner」に加盟しました。 詳細は、【お知らせ】日立産業制御ソリューションズが「AUTOSAR」に加盟 をご参照ください。
2023年11月20日
AUTOSAR AP対応を追加しました。 概要ソリューションメニュー対応事例開発実績よくあるご質問にAUTOSAR AP対応を追加。
2023年3月8日
ホームページ新規作成 本ページを新規作成しました。
2023年2月
CEP/CEEPを取得しました。 Vector社(ドイツ)のパートナーシップ認定プログラム『CEEP』を取得しました。

【略語一覧】

・AUTOSAR:Automotive Open System Architecture ・SDV:Software Defined Vehicle ・ECU:Electronic Control Unit ・AP:Adaptive Platform ・CP:Classic Platform ・ARXML:AUTOSAR XML ・OTA:Over-The-Air ・BSW:Basic Software ・ASW:Application Software ・SW-C:Software Component ・FBL:Flash Bootloader ・CAN:Controller Area Network ・LIN:Local Interconnect Network ・A-SPICE:Automotive SPICE ・MBD:Model Based Development ・MILS:Model-in-the-Loop Simulation ・HILS:Hardware-in-the-Loop Simulation ・SoC:System on a chip ・QEMU:Quick Emulator ・SOA:Service Oriented Architecture ・SOME/IP:Scalable service-Oriented MiddlewarE over IP ・DoIP:Diagnostics over Internet Protocol