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Hitachi

日立産業制御ソリューションズ

社長あいさつ

ITとOTを融合し、安全・安心な社会創造を共に 取締役社長 木村 亨

制御技術と情報技術を習得、インフラ事業を築いて今に

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私は学生時代に電気工学を学び、それを活かせる仕事としてエンジニアを志向しました。出身地の新潟県に日立グループの工場があり、なじみがあって日立製作所を志望しました。大学まで日本海側で生活を送ってきましたが、就職を機に茨城県の大甕(おおみか)工場に配属され、太平洋側へ一気に視野も広げました。最初は火力発電の設計部に配属され、ボイラー制御の設計に当たりました。燃料や水、空気の制御ロジックを打ち立て燃焼効率性を高める仕事の中で、OT(Operation Technology:制御技術)を自分のベースにできたことはその後の財産になりました。大甕工場では日立産業制御ソリューションズの前身となる会社と協業したので、共に歩む中で当社の事業も熟知することになりました。

私が40歳前後の2000年代からはIT(Information Technology:情報技術)に絡み、電力のスマート化やスマートシティ計画に取り組んできました。さらにITとOTを融合させた改革が求められる時代となり、2013年には当時の日立製作所インフラシステム社インフラソリューション部門の最高執行責任者(COO)に就任しました。その後、グローバル戦略を遂行するべく中国(北京)に3年間赴任し、電力・交通・上下水道・産業までインフラ事業の開拓にまい進してきました。これまで国内外に種を撒いてきた事業を育てて収穫するべく、当社の取締役社長の任を得たと感じており、私の知見や経験すべてを注いで当社をリードしたいと思っています。

常に良き先輩に恵まれ、一歩先の仕事にチャレンジできる環境

私が日立グループで成長してこられたのは、常に良き先輩に恵まれてきたことが大きかったと感じています。会社は「人が財産」であり、「和」「誠」「開拓者精神」が日立製作所の理念ですが、それは日立グループ全体にいえることです。先輩は後輩の能力を見ながら成長を促す方策を考え、一歩先を見据えチャレンジさせてくれる気風があります。例えば若い頃、まだ製品や技術をつかみきれていない時に、「お客さま先に行って打ち合わせをしてきて欲しい」と言われたことがありました。無謀と思えるのですが、その裏で実は先輩が「こうした若手を行かせるから」とお客さまに事前に伝えていたことがわかりました。時期尚早で仕事が失敗に終わった時にも、「後輩の任務は重く、失敗は仕方がない。成長への思いを託したもの」と先輩が上司にレターを送っていたことを後で聞きました。厳しい中にも、バックアップ体制も整えておいてくれる。そんな先輩や上司の慮りや温かい指導のもと次に挑戦できる、失敗を糧にできる気風が日立グループの特徴で、当社にもこうしたDNAが連綿と受け継がれています。

新潮流技術を活用し、新製品・サービス創造をめざす

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現在の日立産業制御ソリューションズは、日立製作所と5つのグループ会社に分散していた事業を統合・集約して成り立っています。自動車や医薬・食品業界などへの「産業ソリューション」、国内トップクラスのシェアを誇る「セキュリティ・画像ソリューション」、将来性の大きな「組込みエンジニアリング」、社会インフラなど幅広い分野に対応する「システムエンジニアリング」を事業の柱としながら、ITとOTの融合、つまり情報技術と制御技術を融合させて経営課題に応える、いわば「デジタルエンジニアリング」が求められています。例えば自動車分野では、自動運転などの制御技術と常に社会につながる情報技術が両輪で進んでいます。他にもさまざまな現場でAIやロボティクスを活用したモノづくり、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなど新潮流技術を活用した新製品・サービスが求められています。私たちはITをOTに武装化できる技術力が強みであり、今後も市場の要求に応える「マーケット・イン」を大切に、デジタルエンジニアリングをリードし、さらに、それら最新技術を活用した製品・サービスを創出することで、事業をインキュベートできる創造性豊かな会社をめざしたいと思っています。今や事業に国境はなく、グローバルな視野で社会インフラの構築や産業の効率化、セキュリティも含め人々の安全・安心に貢献できる会社が当社のめざすところです。

社会への貢献を胸に、世界にチャレンジできるチケットを手に

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当社の企業理念は「人々の生活を安全・安心で豊かにするため、すぐれた技術で新しい価値を提供し、社会の発展に貢献する」です。その意味で新入社員には何よりも「社会に貢献したい」という思いに期待しています。また自ら現場でマーケットニーズをつかみ製品化の道筋をつくる大きな成長を望みたいですし、そうした人を育てていきたいと思っています。

学生時代は自分の学んできたことが活かせればと狭く考えがちですが、会社に就職すると予想外の部署に配属されることもあります。しかし、そこで「社会に貢献したい」思いがあれば、目標と情熱を切らさずに成長していけますし、そんな姿勢でいれば必ず日立グループの中で良き人の縁・仕事の縁にも恵まれるはずです。周囲の先輩が良き示唆や方向性を与えてくれ、チームワーク良く同じベクトルに進むことができるでしょう。

いずれにせよ当社はどの分野でも社会に貢献できる仕事があり、さらにITとOTの融合というテーマを基に最先端技術に触れることができます。また今後はグローバルな仕事が増えていくことも必至で、当社に入社したということは「世界にチャレンジできる」チケットを得たといって過言ではありません。新しい技術に触れながら世界を視野に自分を高め社会に貢献したいという方は、当社で安全・安心な社会を一緒に創っていきましょう。