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Hitachi

(株)日立産業制御ソリューションズ

光学式巻締検査機

New Model Optical Seam Inspection System

光学式巻締検査機の写真

概要

光学式巻締検査機は、飲料缶ラインにおいてフィーラー後のシーマ部で発生する巻き締め不良缶をCCDカメラと最新の画像処理技術を使用し、完全非接触で全数検査する装置です。

巻締不良缶の検出方式

巻締不良缶とは、フランジ缶と缶ふたを巻き締める工程で発生した異常缶(舌だし缶など)で、スローリークの原因となります。
巻締不良缶の場合、カメラで上方から撮影するとシーミングパネルの反射リング幅が膨らむ特徴があり、リング幅の変化を計測することで画像処理にて検出を行うことができます。


巻締不良缶検出画像サンプル

特長

従来6カメラで確保していた検査精度を1カメラで実現

  • 最新高性能カメラと画像処理技術の採用により、1カメラで高精度な検査が可能になりました。
  • 光学系の小型化により、省スペースでラインに設置することが可能です。
  • 並列パイプライン処理方式により、最大2400CPM(毎分2400個)の高速検査が可能です。


左:従来装置入力画像例(6カメラ方式)
右:新型装置入力画像例(1カメラ方式)

不良要因カウンター

不良要因ごとのカウンターを準備しており、データをタッチパネルで一覧表示することができます。

不良画像保存

  • オンライン検査中に最大5120画像までの不良画像を保存することができます(画像処理ボード最大実装時の場合)。
  • 不良の保存画像は、運転停止後に呼び出して再検査が可能です。判定値やパラメータを変更した場合に、不良画像を用いて変更内容が有効であるかどうかの検証・校正を行うことができます。

統計データ処理

統計グラフ表示例
統計グラフ表示例

運転中に下記統計用データを集計し、グラフ表示します。

  • データ収集タイミング
    自動検査全数(最大約21億データをヒストグラム累積可能)
  • ヒストグラム内容
      1.  缶寸法計測系
      2.  巻締リングエッジ計測系
      3.  水滴除去/カバレッジ計測系
      4.  巻締幅計測系
  • データは、タッチパネル上にグラフで表示し、判定値設定とあわせて検査中に確認することができます。
    また、本画面で表示される判定値設定は、検査中に変更することもできます。

システム構成

光学式巻締検査機に必要な水滴除去装置と高速ラインでの排斥装置を含めたシステムをトータルで構築し、一貫したシステムとして検査・製品を保証します。

光学式巻締検査機の構成例
光学式巻締検査機の構成例

操作性のよいモニタ付きタッチパネル
光学式巻締検査機の構成例

仕様

仕様
項目 仕様 備考
検査対象 250ml、350ml、500ml
2ピースアルミ缶またはスチール缶
処理能力 単列最大2400cpm コンベアスピード最大毎分160m
使用カメラ 倍速カメラ1台 2/3型CCD
取り込み周波数60Hz
使用照明 キセノンストロボ1台 発光周波数40Hz
画素寸法比率 1画素あたり144μm 410画素あたり巻締部直径59mm
計測ピッチ 0.3°ピッチ
(1200ポイントを各2ライン走査)
巻締部全周画素カバー
(巻締部全周約1,287画素)
計測精度 0.01画素単位(144μm単位) 濃淡処理でのサブピクセル算出
検査方式 【フールプルーフ】
  • 逆さ缶、非巻締缶:巻締リング径計測、巻締幅計測による判定
  • 缶周囲泡吹き出し:缶周囲輝度計測による判定
  • その他:缶径差
【巻き締め不良】
シーミングパネル部の照明反射映像幅の微分計測による判定
水滴除去方式
  • 巻締リング途切れ:指定輝度以下を除去
  • 巻締部反射幅の凹凸大:巻締リング半径絶対値で許容範囲画を除去
  • 巻締部反射幅の凹凸小:巻締リング半径移動平均値または中央値からの距離が大きいものを除去

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