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Hitachi

(株)日立産業制御ソリューションズ

超解像処理技術対応ネットワークカメラ (H.265 Fine Vision XD-Eシリーズ)

解説図

Fine Vision XD-Eシリーズのカメラは、フルHDサイズの高画質映像をHDサイズに縮小。 さらにH.265圧縮方式により高圧縮を実現。超解像処理を行いフルHD画質相当の映像を表示できます。フルHDをH.264で圧縮した場合と比較して記録可能時間を約3倍に増やせるため、HDD容量の削減やネットワーク負荷低減に貢献できます。
FineVision XDシリーズで提供していたD1(704 × 480ピクセル)サイズに縮小変換し、HD画質相当の映像に表示する超解像処理技術にも対応しています。(被写体により解像感が異なります)

対象カメラ

超解像処理技術対応ネットワークカメラ (H.264 Fine Vision XDシリーズ)

解説図

業界初*1となる日立の超解像処理技術*2に対応したネットワークカメラは、フルHDサイズの高画質映像をD1サイズに縮小・圧縮。パソコンで超解像処理を行いHD画質相当の映像を表示*3でき、少ないデータ容量で高精細の映像確認を実現しました。
D1サイズでデータを記録することにより、記録映像を高画質で表示する場合、従来機種と比較して記録可能時間を約3〜4倍に増やせるため、HDD容量(HDD購入コスト)の削減にも貢献できます。また、記録時間を優先させるために画質を下げ、D1サイズで記録していた場合には、D1サイズのデータ容量のままで高画質映像での監視が可能になります。
銀行や食品工場など長期保管が必要とされている場所に効果的です。

*1
当社調べ
*2
超解像処理技術とは、伝送された画像よりも解像度の高い画像を生成する信号処理技術です。
*3
超解像で映像を表示するには対応レコーダーまたは専用ソフトウェア(Fine Vision XD Viewer V1.70以降、VisionNet Manager V1.80以降)が必要です。また、設定する画質・フレームレートによっては、想定する高画質表示ができない場合があります。

全方位ネットワークカメラ

360°の空間全体を、より見やすく

4画面モード
4画面モード

メカレスPTZモード
メカレスPTZモード

オーバービューモード
オーバービューモード

スクウェアビューモード
スクウェアビューモード

ダブルパノラマモード
ダブルパノラマモード

カメラ1台で360°全方位の撮影が可能な魚眼レンズを搭載。1画面で空間全体を確認できることにより、人物の動きや流れ、混雑状況の把握などを瞬時に行えます。たとえば銀行の場合、お客さまの来店確認や待ち時間の把握だけではなく、行員の態度や行動も確認できることによって、サービスの向上から行員による不正の防止にも効果を発揮できます。銀行はもとより工場やショッピングモール、デパートや駅などにも最適です。
全方位補正機能として、任意の箇所(1箇所もしくは4箇所)を指定して魚眼映像の歪みを補正するメカレスPTZモードや4画面モードを搭載。さらに1画面で表示するスクウェアビューモードや上下180°ずつ切り出して見やすく補正するダブルパノラマモードなどを搭載。補正はDI-CF590で対応可能。360°の空間全体を自由度の高い映像で検証できるため、効率的なモニタリングを実現できます。DI-CF590と接続したDS-NR1000/NR2000/NR3000/NR4000側でも同様の全方位補正が可能です。

対象カメラ

Color-IR技術対応ネットワークカメラ

暗い場所における情報の色視認性を向上

Day mode
従来:Day mode(通常のカラー映像)
車の色はわかるが、全体が暗く暗部にいる人が認識できない

Night mode
従来:Night mode(赤外LED照射、白黒)
暗部にいる人までわかるが、全体が白黒で色がわからない

画像
明かりの少ない夜間を想定した「Nightモード」では、可視光が当たっている左奥部の自動車をカラー
で撮影・表示するとともに、画面手前の暗部は、赤外線により白黒映像で人を認識できます。

可視光によるカラー映像と、赤外線による白黒映像の同時表示を可能にした、独自のColor-IR技術*1

可視光が当たる部分は色情報を残したまま映像を生成し、可視光が当たらない部分は赤外線の輝度情報によって白黒の映像を生成。部分的にしか光の当たらない暗い場所でも、色情報を失わずに映像を撮影・表示できる、Color-IR技術を開発しました。
夜間の視認性を大きく改善します。

*1
可視光の色情報と赤外線の輝度情報を同時に可視化する技術。IRはinfrared ray(赤外線)の略語。

IP66準拠 ネットワークカメラ

解説図

高い防塵防水性能を実現

防塵・防水規格図

防塵防水規格IP66に準拠し、屋外*のみならず、場内の洗浄が行われる食品工場など、防塵・防水性が求められるような場所にも設置できます。環境に左右されず、さまざまな場所にカメラを設置できるため、施設周辺も含めた全体のセキュリティ強化に貢献します。

*
直射日光の当たる環境下では、DI-CD322LEはサンシェード(オプション品)が必要になります。

赤外LED内蔵により、暗闇でも鮮明な映像が撮影可能

夜間や照明の消灯などにより、撮影している環境が暗くなると、自動的に赤外LEDを照射し、鮮明な白黒映像を撮影することができます。暗闇での撮影が可能になることによって、従来のカメラでは撮影しにくかった暗所の被写体をより鮮明に映し出すことが可能となり、暗い屋内や夜間の工場外周、駐車場などのセキュリティ強化を可能にします。

解説図
カラー映像

解説図
赤外線照射機能 ON時 映像

メガピクセル対応ネットワークカメラ

メガピクセルで“監視力”に高精細をプラス

メガピクセルカメラと従来のアナログカメラとの比較画像

人物の「顔」も鮮明に映し出す高解像度を実現。従来のアナログカメラの約4倍の画素数にあたる約125万画素で被写体をとらえるため、監視能力も証拠能力も向上します。

メガピクセル対応ネットワークカメラなら「紙幣の種類」も正確に識別可能。レジ周りや金融機関の窓口など、より高い解像度が求められる監視エリアのセキュリティに安心をお届けします。

ソフトウェアの機能イメージ

広いエリアでも優れた映像力をフルに発揮。

自動車の流れがわかる広いエリアでの監視においても、高精細な映像が得られるため、車のナンバーが識別しやすくなります。さらに、大勢の人が集まるスポーツ施設やイベント会場などでトラブルが発生した場合なども、その状況や人物を克明にキャッチできます。

レンズ交換型ネットワークカメラ

広角に、ズームに。多彩な領域をカバーする“監視力”

広角レンズとズームレンズの画角比較

駐車場などに対応する守備範囲の広い監視力。

標準レンズ93°の画角に比べ、121°という広範囲な監視領域を実現。1台あたりの撮影エリアがワイドなのでカメラの設置台数が削減できます。駐車場をはじめ、遊園地、屋内のイベント会場、大ホールなどに好適です。

撮影領域の比較図

高倍率レンズで遠くの人物も確認可能。

カメラの設置位置から遠くにいる人物も、顔や持ち物などの特長が正確にわかります。駐車場はもとより、スーパーやオフィスのエントランスなど天井が高く、カメラから被写体の距離が遠い所にとりわけ効果的です。

*1
標準レンズは、DI-CB210/DI-CD210/DI-CB211/DI-CD211のカメラレンズを指します。

対象カメラ・カメラレンズ

メガピクセル対応PTZネットワークカメラ

自在な旋回機能により、複数台分の監視を1台で実現。

光学18倍+デジタル12倍ズーム時の画角画像

水平&垂直方向へ自在に可動する旋回機能により、この1台で広範囲にわたる監視が実現できます。しかも、約125万画素のメガピクセルによる鮮明映像に加えて光学18倍ズーム(デジタルズーム12倍と合わせて最大216倍ズーム)も可能。
セキュリティがいちだんと強化するとともに、この1台でカメラ複数台分の監視が可能なため導入コストも削減できます。
ショッピング施設の駐車場、各種イベント会場など広い場所に最適で、高倍率ズームによるナンバープレートや人物の特定も容易。店舗のレイアウトが変更になってもアングルを調整するだけなので、設置工事に困ることもありません。

意のままのカメラ制御でリアルタイム監視がいちだんと軽快に

1 クリックでセンターに!

レコーダーからの操作に加え、専用ソフトウェア(Fine Vision XD Viewer、VisionNetManager)を使用することにより、遠隔地のカメラ制御が映像表示画面上のマウスクリックによる操作でいっそう軽やかに行えるようになりました。監視カメラを初めて導入される方でも、思いのままのリアルタイムモニタリングが可能になります。

対象カメラ・ハウジング

パン・チルト・ズームの操作は、パソコンが必要です。映像監視ソフトウェア「Fine Vision XD Viewer」を使用するか、あるいはモニタリング映像統合管理ソフトウェア「VisionNet Manager」(別売)が必要です。

画面は機能をわかりやすく説明するためのイメージです。実際の画面とは異なります。

取扱説明書ダウンロード

製品の取扱説明書につきましては、「各種ダウンロード:取扱説明書」よりご確認いただけます。

  • * 本製品を輸出等される場合には、外国為替及び外国貿易法の規則ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。なお、ご不明な場合は、弊社担当営業にお問い合わせください。