ページの本文へ

Hitachi

(株)日立産業制御ソリューションズ

システム概要

鋳造シミュレーションシステム ADSTEFAN

システム概要

システム概要イメージ画像

ADSTEFANは、プリプロセッサ、ソルバ、ポストプロセッサ、ユーティリティから構成されています。

形状作成―条件設定―解析実行―結果評価までスムーズに操作でき、多くのお客さまにご愛用いただいております。

また、各種鋳造プロセス(ダイカスト(スクイズ、半凝固)、重力鋳造(砂型・金型)、低圧鋳造、傾斜鋳造、遠心鋳造、精密鋳造、ロストワックス鋳造、 エレクトロスラグ再溶解法(ESR))などに対応しています。

1. プリプロセッサ

pre_processer

計算用メッシュ作成から解析条件の設定、結果の出力設定などを行い、解析モデルの作成を行います。

面の抜けや重なり、反転など、STLデータの不正情報を自動で品質補正が可能です。

用意されたデータベースから鋳物や鋳型の材料名を選択するだけで、解析に必要な物性値条件が自動で設定されます。

設定値の妥当性(物理的な許容範囲か)を自動的に検証し、入力ミスによる後戻り作業を防ぎます。

2. ソルバ/湯流れ解析

鋳型内に注湯される溶湯の流れを解析します。
充填状態や圧力、温度変化を可視化することで、湯道系方案設計をサポートします。

直行差分法で不得意とされている局面形状の流れの精度も独自の差分補正処理を行い、その直進性、精度の向上を図っています。

また、気液二相流考慮、スリーブ内溶湯挙動、傾斜考慮、遠心考慮など様々オプションを搭載しています。

3. ソルバ/凝固解析

鋳型内に充填された金属の凝固過程を解析します。
凝固進行過程を可視化することで、肉厚設計、押湯設計をサポートします。

凝固時の溶湯の体積変化を考慮することにより、引け巣の形状、大きさを予測できます。

また、局部加圧解析、鋳鉄材料の過冷却現象を考慮した解析も可能です。

4. ソルバ/金型温度解析

ショット、型開き、製品取り出し、ブローなどの工程入力により繰り返し鋳造の金型温度変化を解析します。
安全な金型設計をサポートします。

定常状態に至るまでの適正な捨て打ち回数の検討、
工程中の金型損傷リスクの予測ができます。

離型剤スプレー機能による金型表面温度変化や、水冷管流量設定による金型内部温度変化を解析できます。
またスポット冷却も評価できます。

5. ユーティリティ

utility

解析結果の加工や外部の解析システムとの連携ツールなど、ADSTEFANをより有意義にご使用いただくため、各種ユーティリティを搭載しています。

物性値合わせこみツールやX線撮像データとの重ね合せ表示機能を用いることで、実データと解析結果のズレの正確な評価が可能です。

6. ポストプロセッサ

post_processor

解析結果を3次元グラフィックスで立体的に表示します。

結果評価のサポートとして、スケーリング機能や計測機能、結果の同期機能、アニメーション出力機能、レポート出力機能などを搭載しています。

断面表示や半透明表示などを用いることで、評価したい箇所を分かりやすく可視化します。

7. システム要件(ADSTEFAN Ver.2019)

OS
  • Windows 7 (32bit/64bit)
  • Windows10 (32bit/64bit)
  • *OSについては、お客さまがマイクロソフト社と契約されたサポートに準拠します。
    Windows7は、マイクロソフト社のサポート終了(2020年1月14日)に伴い動作保証の対象外となります。
言語
  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
CPU Intel または AMD製
搭載メモリ
  • 32bit(Windows7/Windows10): 2GB以上
  • 64bit(Windows7/Windows10): 8GB以上
ディスク空き容量 1TB以上を推奨
  • *製品本体 (500MB)+お客さまの使用データ(入力ファイル、解析結果など)のための容量
グラフィックボード
  • OpenGL2.0以上(OpenGL4.0以上を推奨)
  • 256MB以上のビデオカードメモリ
  • * 本製品を輸出等される場合には、外国為替及び外国貿易法の規則ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認のうえ、必要な手続きをお取りください。なお、ご不明な場合は、当社担当営業にお問い合わせください。